Git中級者むけ〜現場で使えるGitコマンド
Gitと向き合うための、Gitでよく使うコマンドノート の記事で、よく使うGitコマンドを忘備録としてまとめていましたが、数が多くなったので新たにページを設けました。ここでは、少し中級者むけのGit操作を中心に追記していきます。
特定のファイルについて直近で変更した人を調べたい
特定のファイルを直近で変更した人を調べるためには、以下のコマンドを使用します。
bash
git log -1 --pretty=format:"%h %an %ad %s" -- <ファイルパス>
このコマンドは、指定されたファイルの直近のコミットを表示します。
例:
bash
git log -1 --pretty=format:"%h %an %ad %s" -- path/to/file.txt
このコマンドは、以下の情報を表示します:
- コミットハッシュ (%h)
- 作者の名前 (%an)
- コミット日時 (%ad)
- コミットメッセージ (%s)
これにより、特定のファイルを誰が直近で変更したかを確認できます。
特定のファイルを直近で変更した数人分の情報を調べるには、以下のコマンドを使用します。
bash
git log -n <表示したいコミット数> --pretty=format:"%h %an %ad %s" -- <ファイルパス>
例として、直近の5つのコミット情報を表示する場合は、以下のようにします。
bash
git log -n 5 --pretty=format:"%h %an %ad %s" -- path/to/file.txt
これにより、指定したファイルに対して直近で行われた複数のコミットの情報を表示できます。
以下は、直近の5つのコミット情報の例です:
plaintext
a1b2c3d John Doe 2024-08-01 10:00:00 修正内容1
b2c3d4e Jane Smith 2024-07-30 15:30:00 修正内容2
c3d4e5f Bob Brown 2024-07-25 12:45:00 修正内容3
d4e5f6g Alice White 2024-07-20 09:20:00 修正内容4
e5f6g7h Charlie Black 2024-07-15 17:10:00 修正内容5
このコマンドを使用することで、特定のファイルを直近で変更した数人分の情報を取得できます。