nginxでデフォルトの404エラーページから変更する

nginxでデフォルトの404エラーページから変更する
nginxでデフォルトの404エラーページから変更する

バージョン情報を非表示にしたい

nginxのデフォルトで表示される404エラーページには、ご丁寧にもnginxのバージョン情報やOSの情報が表示されます。セキュリティ上、望ましいことではありませんのでそれらの情報を非表示にするやり方をお伝えします。

デフォルトの404エラーページ
デフォルトの404エラーページ

nginx.conf の設定ファイルを開きます。
shell
$ sudo vi /etc/nginx/nginx.conf 

「server_tokens off」という行がコメントアウトされているますので、それを外し保存します。

server_tokens off
server_tokens off

nginxを再起動させれば完了です。

shell
sudo systemctl restart nginx

404エラーを表させてみると、先ほどのバージョン情報やOS情報が非表示になります。

情報を隠した404エラーページ
情報を隠した404エラーページ

オリジナルの404エラーページを表示させたい

サイトデザインに合わせたオリジナルの404エラーページを表示したい場合は次の通り設定します。

default ファイルを編集します。
shell
$ sudo vi /etc/nginx/sites-enabled/default
404.htmlを用意し、次のようにして server ディレクティブに404ページのファイル場所を指定します。

serverディレクティブに404ページの表示先を追記
serverディレクティブに404ページの表示先を追記

root のパスには 404.html が存在するディレクトリを指定します。
server {
 :
    error_page 404 /404.html;
    location = /404.html {
        root /somewhere_dir;
    }
 :
 :
}

その後、nginxを再起動させれば完了です。

shell
$ sudo systemctl restart nginx

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