lessコマンドのページャー操作 macOS/Linux/Unix

less コマンドは、テキストファイルの内容をページ単位で表示し、前後に移動できるツールです。macOSやLinuxなどのUnix系OSで広く使われています。ここでは、基本的な操作方法といくつかの便利なオプションを紹介します。

lessの基本的な操作

キー説明
Space次のページへ移動
b前のページへ移動
d半ページ分だけ次へ移動
u半ページ分だけ前へ移動
j1行下へ移動
k1行上へ移動
Gファイルの最後へ移動
gファイルの先頭へ移動
/文字列文字列を下方向へ検索
?文字列文字列を上方向へ検索
n検索方向へ次の検索結果へ移動
N検索方向と逆へ次の検索結果へ移動
qless を終了

lessの便利なオプション

オプション説明
-N行番号を表示
-R色付けされたテキストを正しく表示(例: Gitのdiff)
-S長い行を折り返さずに表示
-X終了時に画面をクリアしない
-Fファイルの内容が画面一杯に満たない時、自動的に終了

使用例

  • ファイルを開く: less ファイル名
  • 行番号を表示しながらファイルを開く: less -N ファイル名
  • 色付けされたdiffを表示する: git diff | less -R

less コマンドは非常に強力で柔軟なツールです。これらの基本的な操作とオプションを覚えることで、テキストファイルの閲覧がずっと便利になります。

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