【2022年最新】1万円台で買えるAndroidのスペックを徹底比較してみた
昨今、1万円台で買えてしまうAndroidが登場しました。毎年、当サイトでリサーチしている世界29カ国のiPhoneとAndroidのシェア率を比較【2021年版】からわかる通り、これからますますAndroidのシェア率は高くなっていくと予想されます。
この記事では、「そろそろAndroidに乗り換えようかな」と思っている方のために、1万円台で買えるAndroidのスペックを徹底比較してみました。いわゆるローエンドモデルの比較になります。格安のスマホがいろいろある中で、機能や特徴を分かりやすくまとめました。この記事をご覧になれば、自然とオススメのAndroidがどれなのかハッキリわかると思います。iPhoneからAndroidへ乗り換える方も、サブ機としてもう一台Androidが欲しいという方も、ぜひご参考になさってみてください。
▼ Androidのメーカー別にシェア率を調査した記事もご覧ください。
1万円台で買えるAndroidを徹底比較!
1万円台で買えるAndroidを7つ選び、徹底的に比較してみました!対象となるのはこれらのAndroidです。
Amazonで見てみますと、どの端末も1万円台で購入できる格安なスマホになります。ただし安くてもそれぞれに個性がありますので、特徴をていねいに比較してみましょう!
「キレイな画面」で選ぶ
まずは「キレイな画面」で選ぶなら、「OPPO A73」と「Xiaomi Redmi 9T」に軍配があがりますね。「OPPO A73」には有機ELが使われており、画素密度が408ppiあります。また、「Xiaomi Redmi 9T」では395ppiの画素密度になります。
キレイな画面と画素密度の関係
「きれいな画面」の指標として、スマホには画素密度(ピクセル密度)という項目があります。画素密度とは、1インチあたりのピクセル数のことで、ppi(pixels per inch)という単位で表されます。画素密度の値が大きければ、1インチあたりに詰められているピクセル数が多くなるので、画面がキレイに見えるわけですね。逆に画素密度が小さければ、画面が荒く見えてしまいます。
iPhoneの人気機種と比較してみても画素密度は引けを取りませんね。
スマホ | 画素密度 |
---|---|
iPhone13/12 mini | 476ppi |
iPhone 7/8/SE (第2世代) | 326ppi |
OPPO A73 | 408ppi |
Xiaomi Redmi 9T | 395ppi |
「カメラ機能」で選ぶ
写真をキレイに取りたい方なら、「カメラ機能」で選ぶと良いでしょう。「Xiaomi Redmi 9T」では、4眼カメラが搭載されており、次のようなスペックになっています。
- 800万画素の超広角カメラ
- 4800万画素のメインカメラ
- 200万画素の深度センサ
- 200万画素のマクロカメラ
iPhoneが1200万画素ですから、「Xiaomi Redmi 9T」の4800万画素は圧倒的です。
他にも、「OPPO A73」と「Blackview A80Plus」に4眼カメラが備わっています。ちなみに、「OPPO A73」のメインメインカメラは1600万画素、「Blackview A80Plus」では1300万画素になっています。
「CPUスペック」で選ぶ
1万円台スマホの中には、CPUにオクタコア(8個のCPU)とクアッドコア(4個のCPU)が使われているものがあります。CPUは動作の快適さにもつながるものですから、できるだけオクタコアのものを選びたいですね。オクタコアを搭載しているAndroidは、「OPPO A73」「Xiaomi Redmi 9T」「OUKITEL C21 Pro」「Blackview A80Plus」「OSCAL C20Pro」になります。
「バッテリー、耐久性」で選ぶ
「耐久性」で選ぶのであれば、こちらの「Blackview BV4900」が圧勝になります。Gショックのようなゴツい見た目のスマホから想像できるとおり、IP68防水、防塵、耐衝撃を謳っています。
また、バッテリーも5580mAhと大容量です。
防水機能はありませんが、バッテリー容量が圧勝なのは「Xiaomi Redmi 9T」です。なんと、6000mAhもあります。
以前、iPhone 7のバッテリー交換を自分でやったの容量が2200mAでしたから、6000mAhというと圧倒的な大容量ですね。充電しなくても2、3日は持つんじゃないでしょうか。
「とにかく安さ」で選ぶ
「スペックは気にしないから、とにかく安いのが良い!」という方は、「UMIDIGI A7S」または「OSCAL C20Pro」は如何でしょうか?どちらも1万円台前半で買えてしまうAndroidです。
ただし、スペックをみると、あと2千円上乗せして「OPPO A73」を選んだほうが良い気もします、、、(あっ、スペックは気にしないんでしたっけ?^^;)
スペック表 OPPO A73
ここからは、1万円台で買えるAndroidのスペックの詳細になります。表にしてまとめてみましたので、Android選びにご活用いただければと思います。
項目 | OPPO A73 |
---|---|
モデル名 | A73 |
ブランド | OPPO |
値段 | 13,700円(1/26Amazon調べ) |
サイズ | 159.8mm x 72.9mm x 7.45mm |
重さ | 162g |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
外部メモリ | microSDXC 最大256GB |
ディスプレイサイズ | 6.44インチ |
解像度 | 2400x1080 |
リフレッシュレート | 最大60Hz |
タッチサンプリングレート | (通常)134Hz/(ゲーム)180Hz |
ピクセル密度 | 408PPI |
表示方式 | 有機EL |
カメラ | 超広角レンズ搭載4眼カメラ |
手ブレ補正 | 電子式手ブレ補正 |
CPU | オクタコア4×2.0GHz+4×1.8GHz |
バッテリー容量 | 4000mAh |
生体認証 | ディスプレイ指紋、顔 |
センサ | 磁気センサ、近接センサ、光センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、ステップカウント機能対応 |
SIM | nanoSIM、eSIM |
5G | 非対応 |
おサイフケータイ/NFC | 非対応 |
防水 | 非対応 |
OS | ※1 ColorOS 7.2(based on Android™ 10) |
発売日 | 2020年11月20日 |
※1 発売日に搭載されているOSを表示しています。(以下同様)
スペック表 Xiaomi Redmi 9T
項目 | Xiaomi Redmi 9T |
---|---|
モデル名 | Redmi 9T |
ブランド | Xiaomi |
値段 | 17,190円(1/26Amazon調べ) |
サイズ | 162.3mm x 77.3mm x 9.6mm |
重さ | 198g |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
外部メモリ | microSDカード(最大512GB) |
ディスプレイサイズ | 6.53インチ |
解像度 | 2340x1080 |
リフレッシュレート | 60Hz |
タッチサンプリングレート | 175~180Hz |
ピクセル密度 | 395ppi |
表示方式 | TFT液晶 |
カメラ | 4800万画素 AI 4眼カメラ |
手ブレ補正 | 無し |
CPU | 最大2.0GHz駆動オクタコアCPU |
バッテリー容量 | 6000mAh |
生体認証 | 指紋、顔 |
センサ | 磁気センサ、近接センサ、光センサ、加速度センサ、振動モーター |
SIM | Nano SIM×2 |
5G | 非対応 |
おサイフケータイ/NFC | 非対応 |
防水 | 非対応 |
OS | MIUI12(Android10準拠) |
発売日 | 2021年8月26日 |
スペック表 OUKITEL C21 Pro
項目 | OUKITEL C21 Pro |
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モデル名 | OUKITEL C21 Pro |
ブランド | OUKITEL |
値段 | 17,999円(1/26Amazon調べ) |
サイズ | 162mm x 75mm x 9mm |
重さ | 192g |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
外部メモリ | MicroSDカード(片方のSIMスロットと共用) |
ディスプレイサイズ | 6.39インチ |
解像度 | 1560x720 |
リフレッシュレート | 60Hz |
タッチサンプリングレート | 不明 |
ピクセル密度 | 269ppi |
表示方式 | 液晶 |
カメラ | 3眼 |
手ブレ補正 | 無し |
CPU | MT6762D Cortex A53 8コア 1.8GHz |
バッテリー容量 | 4000mAh |
生体認証 | 指紋(側面)/顔 |
センサ | 赤外線センサ:非公表、加速度センサ:対応、近接センサ:対応、電子コンパス:非公表、光センサ:対応 |
SIM | nano SIM x 2 |
5G | 非対応 |
おサイフケータイ/NFC | 非対応 |
防水 | 非公表 |
OS | Android 11 |
発売日 | 2021年6月 |
スペック表 Blackview A80Plus
項目 | Blackview A80Plus |
---|---|
モデル名 | A80Plus |
ブランド | Blackview |
値段 | 17,999円(1/26Amazon調べ) |
サイズ | 162.75mm x 77mm x 8.8mm |
重さ | 180g |
ROM | 64 GB |
RAM | 4GB |
外部メモリ | microSDカード(片方のSIMスロットと共用) |
ディスプレイサイズ | 6.49インチ |
解像度 | 1560x720 |
リフレッシュレート | 不明 |
タッチサンプリングレート | 不明 |
ピクセル密度 | 265ppi |
表示方式 | 液晶 |
カメラ | 4眼カメラ |
手ブレ補正 | 光学式手ぶれ補正 |
CPU | オクタコア、4x Cortex A53 1.8 GHz•4x Cortex A53 1.5 GHz |
バッテリー容量 | 4680mAh |
生体認証 | 指紋 |
センサ | 加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス |
SIM | デュアルスロット(Nano SIM x 2) |
5G | 非対応 |
おサイフケータイ/NFC | 非対応 |
防水 | 非対応 |
OS | MIUI12(Android 10.0) |
発売日 | 2020年12月 |
スペック表 Blackview BV4900
項目 | Blackview BV4900 |
---|---|
モデル名 | BV4900 |
ブランド | Blackview |
値段 | 15,999円(1/26Amazon調べ) |
サイズ | 157.5mm x 78.1mm x 13.7mm |
重さ | 261g |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
外部メモリ | MicroSD(最大128GB、片方のSIMスロットと共用) |
ディスプレイサイズ | 5.7インチ |
解像度 | 1440x720 |
リフレッシュレート | 不明 |
タッチサンプリングレート | 不明 |
ピクセル密度 | 282ppi |
表示方式 | 液晶 |
カメラ | トリプルカメラ |
手ブレ補正 | 無し |
CPU | Quad-core 2.0 GHz Cortex-A53 |
バッテリー容量 | 5580mAh |
生体認証 | 顔 |
センサ | 顔認証、加速度センサ、光センサ、磁気センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス |
SIM | デュアルスロット(nanoSIM x 2) |
5G | 非対応 |
おサイフケータイ/NFC | NFCに対応(ただしFeliCa/おサイフケータイ非対応) |
防水 | IP68防水/防塵/耐衝撃 |
OS | Android 10.0 |
発売日 | 2020年8月 |
スペック表 UMIDIGI A7S
項目 | UMIDIGI A7S |
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モデル名 | A7S |
ブランド | UMIDIGI |
値段 | 11,969円(1/26Amazon調べ) |
サイズ | 164mm x 77.14mm x 9.45mm |
重さ | 195g |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB |
外部メモリ | 専用Micro-SD(最大128GB) |
ディスプレイサイズ | 6.53インチ |
解像度 | 1600x720 |
リフレッシュレート | 60Hz |
タッチサンプリングレート | 不明 |
ピクセル密度 | 269ppi |
表示方式 | 液晶 |
カメラ | 13MP+8MP+2MP 3眼カメラ |
手ブレ補正 | 非対応 |
CPU | クアッドコア、1.25GHz |
バッテリー容量 | 4150mAh |
生体認証 | 顔 |
センサ | 加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス、非接触デジタル赤外線温度計 |
SIM | デュアルSIM |
5G | 非対応 |
おサイフケータイ/NFC | 非対応 |
防水 | 非対応 |
OS | Android 10 Go Edition |
発売日 | 2020年9月 |
スペック表 OSCAL C20Pro
項目 | OSCAL C20 Pro |
---|---|
モデル名 | C20 Pro |
ブランド | OSCAL |
値段 | 11,999円(1/26Amazon調べ) |
サイズ | 155.4mm x 73.5mm x 9.5mm |
重さ | 156g |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB |
外部メモリ | microSDカード(最大128GB) |
ディスプレイサイズ | 6.09インチ |
解像度 | 1520x720 |
リフレッシュレート | 不明 |
タッチサンプリングレート | 不明 |
ピクセル密度 | 不明 |
表示方式 | 不明 |
カメラ | 3眼8MP ƒ/2.0 |
手ブレ補正 | 非対応 |
CPU | オクタコア、Quad-core 1.6 GHz Cortex-A55, Quad-core 1.2 GHz Cortex-A55 |
バッテリー容量 | 3380mAh |
生体認証 | 顔 |
センサ | 加速度センサ、ジャイロセンサ、光センサ、近接センサ |
SIM | nano SIM |
5G | 非対応 |
おサイフケータイ/NFC | 非対応 |
防水 | 非対応 |
インターフェース | Micro USB、3.5mmイヤホンジャック |
FMラジオ | 対応 |
OS | Android 11 (Go edition) |
発売日 | 2021年 |
まとめ
さいごに、まとめです。
ここまでのデータを比較した中で、個人的にオススメできるAndroidは「Xiaomi Redmi 9T」と「OPPO A73」ですね。やはり総合的にみると、コスパが良いと思います。
事実、これらの機種はAmazonでの高評価がとても多かったです。スペックと価格を見ても納得できました。
また、人気の機種はスマホケースも充実しています。スマホケースが充実しているということは、価格競争が起きて安く入手できますし種類も豊富です。ここら辺のことも考慮して、どの機種を選ぶかお考えになってもよいかと思います。
Xiaomi Redmi 9Tのスマホケース
OPPO A73のスマホケース
これからもAndroidの価格競争は激しくなると思いますが、その都度調べまた何か情報があればブログでご報告したいと思います。
こちらのスマホのシェア率調査もよろしければご覧ください。