DIYで棚をつくってみた!2x4のSPF材で突っ張り棚
こんなこと、やります。
- 2x4のSPF材を使った突っ張り棚の製作
- 支柱の長さ間違えたときの対処法
はじめに
2x4のSPF木材を、天井に突っ張って固定できるアジャスターが人気です。これを使えば、突っ張って固定するので、壁を傷つけることなく、賃貸のお部屋でも縦のスペースを有効利用した棚が簡単に作れます。 この記事では、SPFの突っ張りアジャスターを使った、DIYの棚製作のようすをご紹介します。
つかうもの
はじめに、この記事の棚制作で使ったものをご紹介します。
2x4のSPF材
ホームセンターで2x4のSPF材材を選んで、必要な長さにカットしてもらいました。1カット50円程度です。
ツーバイフォーとは?
ツーバイフォーとは、2インチ×4インチの角材サイズで、約38mmx約89mmのサイズの木材のことです。
SPFとは?
SPFとは、それぞれ、Spruce(えそ松)・Pine(松)・Fir(もみ)の意味になります。この中のいずれかの木が使われてます。 成長の早い木ですので値段も安く、加工しやすい材質なので、DIYでは定番の木材となってます。
木材が長すぎて持ち帰れない
木材が長すぎて持ってかえるのが大変なようでしたら、カットして後からジョイントで接続する方法もあります。
余り木でジョイント
余り木などを使ってジョイントする方法もありますよ!
こちらは以前に製作した棚ですが、ジョイントしてから2年ほど経ってます。強度的にはまったく問題なしです。しかも棚受けにもなって経済的です!
つなぎ目の見た目が気になる方は、ジョイントをご検討ください。
棚の購入
棚は、1x10材を使いました。SPF材なのでこちらも安い値段で買うことができます。
棚受けの購入
棚を支柱へ固定するために、棚受けが必要です。今回は4段の棚になるので、棚受けペアを4つ使います。
突っ張りアジャスター
SPFの突っ張りアジャスターは、LABRICOのアジャスターが断然おすすめです!
この記事では、ホームセンターで購入した突っ張りを使いました。しかし、ネジ締めなどがやりづらく不安があったので、結局LABRICOの2×4アジャスターへ変えることとなります。
製作費
今回のSPF棚の制作費は計¥8,806(税込)でした。こう見ると、SPF材は安くてもブラケットが意外と高いんですねぇ。
材料 | 単価 | 個数 | 費用 |
---|---|---|---|
2x4材 8F | ¥598 | 2個 | ¥1,196 |
1x10材 6F | ¥1,480 | 2個 | ¥2,960 |
木材カット料 | ¥50 | 2回 | ¥100 |
2x4ブラケット | ¥940 | 2個 | ¥1,880 |
2x4ブラケット | ¥398 | 4個 | ¥1,592 |
粘着付き防振パット | ¥139 | 2枚 | ¥278 |
※ この他にも、木ネジや水平器、電動ドリルなどが必要です。
2x4のSPF材で突っ張り棚の製作
ここからは、2x4のSPF材で突っ張り棚の製作のようすをご紹介します。
支柱の固定
支柱が真っ直ぐ立つように、壁との距離を計って微調整しながら固定します。見た目で判断するとかなりズレるので必ず計った方がいいです。
壁と支柱の距離が上下ともに等しくなったところで、アジャスターのネジを回して天井に突っ張って固定します。
棚の幅を考慮して支柱を立てます。棚の幅ギリギリだと厳しいので、5mmほどの余白を残して設置します。
棚の位置を決める
棚の位置を大体決めたら、地面からの高さを測り、支柱に鉛筆で印をつけておきます。
棚の水平を測る
棚の水平を水平器で測る測るため、片側の棚受けをネジで1本だけ固定し、棚受けに水平器を乗せて、棚受けが水平になるように微調整します。
水平になったところで、もう1本のネジを差し込んで完全に固定します。
もう片側の棚受けも同様にして固定します。
棚の固定
棚受けを固定したら、棚木材をのせ、ネジで固定します。
こんな感じで1段棚を作ることができました。
他の棚も同様に固定します。
棚の完成
最後にもう一度、アジャスターのネジを回して、しっかり突っ張り固定すればSPF棚の完成です。
2x4材は数年経つとだんだん茶色くなるので、気になる方は最初に塗装をしておくと良いかもです。
支柱の長さ間違えたとき(泣)の対処法
支柱の長さ間違えたときの対処法をお伝えします。 長い場合は短くければ済む話ですが、短かったときはちょっと大変です。ですが、なんとかなります。
実体験
2x4材をアジャスターで固定しようと思ったら、なんと、木を切りすぎて天井に突っ張れませんでした><
木材を立てると、天井まで13cmほどスペースがあります。
アジャスターの説明をよく読むと、天井から11cm短く木を切るように書かれてます。わずか2cmでもダメでした。
支柱長さが短かった場合の補正
支柱長さが短かった場合の補正として、余り木を土台にして支柱の長さを補正することにしました。
土台は絶対に滑らないように、スポンジゴムを貼っておきます。
このようにして、なんとかなりましたが。皆さんは失敗ないように説明をしっかり読んでから木材をカットしてくださいね!