クロスバイクのタイヤ交換のやり方【700x25C】
クロスバイクのタイヤを自分で交換するやり方を解説します。タイヤ交換をやったことのない方でも、注意点に気をつければ意外と簡単です。チューブ交換はせず、外側のタイヤのみの交換となります。タイヤはコンチネンタルの700x25Cへ交換しました。ロードバイクの方でも参考になるやり方ですのでご参考になさってみてください。
はじめに
私はTREKの7.4FXを長年愛用してます。このクロスバイクはもともと、700x32Cの太めのタイヤでしたが、32Cから28Cへと段階的に細くしていき、今では25Cで走行してます(クロスバイクのタイヤの標準サイズは700x28C)。 この冬しばらく自転車に乗っていなかったら、いつのまにかタイヤが裂けていることにめっちゃ気づきます。
走行中にタイヤを痛めたような記憶はなく、交換してから一年足らずでしたので不思議な感じです。値段の安いタイヤがいけなかったのでしょうか?
▼ そこで、定評のあるContinental(コンチネンタル)へタイヤを交換することにしました。
クロスバイクのタイヤ交換で使うもの
クロスバイクのタイヤ交換で使うものをご紹介します。
コンチネンタルタイヤ
コンチネンタルのUltra Sport 3を購入しました。Amazonから2本セットで購入できました。今回は、前輪と後輪のタイヤを同時に交換します。
タイヤレバー
タイヤ交換作業をスムーズに行うには、タイヤレバーは必須アイテムです。軍手、手袋
ブレーキやタイヤを扱うので手が汚れるだけでなく、手を保護するためにもこのような安全な手袋を使いましょう。
ポンプ空気入れ
仏式のバルブに対応している圧力ゲージ付きのものを使います。
ダンボール
室内でタイヤ交換の作業をする場合は、床が汚れないようにダンボールなどをご用意ください。油ギトギトのチェーンなどが床に触れるとなかなか汚れが落ちないです。
クロスバイクのタイヤを交換する手順
外側のみのタイヤを交換する手順は次のとおりです
それではクロスバイクのタイヤ交換を行っていきます。
タイヤ交換が初めての方は、前輪から交換したほうが簡単です。解説の写真では前輪と後輪がごっちゃになってますが、ごめんなさい。また、チェーンとスプロケットの脱着作業は知識不足のため、説明を割愛させていただきますm(_ _)m
クイックリリースを外す
タイヤの軸についている、クイックリリースと呼ばれるレバーを引っ張りますとタイヤが簡単に緩みます。
後はネジを回して外してしまいましょう。
クイックリリースハブ(クイックレリーズハブ)はなくさないように保管します。バネの方向なども忘れないようにして下さい。
ブレーキを外す
Vブレーキのリード管を持ち上げて外します。
伝わりますでしょうか?ブレーキの両側をぎゅっとして、リード管と呼ばれる硬いパイプを上に持ち上げると簡単にブレーキが宙ぶらりんになるはずです。
ホイールを外す
ここまできたらホイールごとフレームから外せます。
前輪をはずしました。
後輪の場合はチェーンが絡んでくるのでやっかいですが、YouTube動画などを観てなんとか頑張ってください( ˊᵕˋ ;)💦
タイヤの空気を抜く
ホイールを外したら、タイヤの空気を盛大に抜いてしまいましょう!普段できない作業なのでなかなか快感です!(笑)
古いタイヤを外す
ここでタイヤレバーの登場です!
テコの原理を使ってひとつをスポークに引っ掛け、もうひとつのタイヤレバーを少しずつ移動させてリムからタイヤをはみ出させます。
片面だけですが、タイヤをリムの外に出せました。
あとは手作業でタイヤを外せます。今回はチューブを交換しませんので、チューブは残して外側のタイヤを完全に取り除きます。
こちらが破れていた部分です。 破れたタイヤの裏側です。 このまま走行していたらチューブと地面が触れ、すぐにパンクしてましたね。
事前に気づけてよかったです。これから走行前に、こまめなタイヤのチェックしようと思いました。
新しいタイヤをはめる
それでは新品のタイヤに交換しましょう!キレイなタイヤだとテンションが上りますね!
片面のタイヤをリムにはめ込む
方向に気をつけて、新しいタイヤをチューブというかリムの上にかぶせてしまいます。ここは手作業でイケます。
つぎに、タイヤの片面だけをリムの内側へはめ込みます。ここもなんとか手だけでイケるところでしょうか?
反対面のタイヤをリムにはめ込む
今度はホイールを裏返し、反対の面も同様にタイヤをリムへはめ込んでいきます。
反対面は、はめ込みづらいのでタイヤレバーを使います。
ちょっと分かりづらいので、この部分を動画で撮影しました。
▼▼▼タイヤレバーを使ってタイヤをリムにはめていく作業の様子です▼▼▼
バルブ部分に気をつけて!
さいごにバルブ部分のはめ込みです。 この部分はチューブがタイヤに挟まれやすいのでご注意ください!(当然ですが、チューブを挟み込んだ状態で走行するとパンクします)
▼▼▼バルブ部分もコツが有りまして、こちらの映像をご覧ください。▼▼▼
バルブのネジを緩めて、バルブをタイヤの中へスムーズに押し込めればタイヤに挟まれてないハズです。
空気を入れる
自転車のフレームに装着する前に、タイヤに空気を入れましょう。空気が入りづらかったり、なにかおかしいと思ったらいったん空気を抜き、チューブがタイヤに挟まってないか確認してください。無理やり空気を入れるのはやめましょう。
空気圧の許容最大圧
ちなみに、空気を入れられる最大圧力はタイヤに印字されてます。この場合だと8.5Barまでです。お使いのタイヤをチェックして、許容範囲内の空気圧で使いましょう。
タイヤとブレーキを戻す
あとはここまでの手順の逆をやればよいだけです。クイックリリースハブとホイールをもとに戻し、外したブレーキをセットします。
タイヤ交換するなら前輪からやれば簡単でして、後輪も難なくクリアできます。成功を祈ってます!
クロスバイクのタイヤ交換完了です!
以上でクロスバイクのタイヤ交換の解説はおわりです。 きれいなタイヤも速攻汚れるんですけどねw それでもタイヤ交換すると走っていて気持ちが良です!みなさんも臆せずに、タイヤ交換チャレンジしてみてください! さいごまでご覧いただきありがとうございました!