M5StickC PLUS BLACK!?黒くぬれ!
タイトル通り、M5StickC PLUSを黒く塗ってみました。以前にTwitterに写真を投稿したところ、たくさんの人から高評価いただきました。せっかくなので、制作過程をブログで紹介します。
はじめに
M5StickC PLUSは、Arduino互換機であるESP32をベースにLCD・バッテリー・ボタンなどを内蔵し、パッケージ化した小型のM5Stack製品です。M5StickC PLUSは、M5StickCのアップグレード版になります。ESP32ベースなのでWiFi、Bluetoothなどの無線通信が可能です。また、ジャイロ・加速度センサやリアルタイムクロックも内蔵されてます。
▼ 半導体不足のため入手困難な場合は、ひとつ前のモデルのM5StickCも選択に入れてみてください。
M5StickC PLUSはArduino IDEを使って、Arduino言語でアプリケーションを開発できます。詳しい使い方は M5StickC PLUSでArduinoをはじめよう! をご覧ください。
M5StickC PLUSの分解
M5StickC PLUSは背面にある2つのネジで固定されてます。六角レンチを使ってネジを外すと簡単にケースが外れ、解体できます。ただしブザーはケースに張り付いてます。ブザーのケーブルは細い導線なので切らないように注意しましょう。
▲ 内蔵バッテリーは120mAのリチウムポリマー電池でした。もう少し容量がほしいところですが、ケースの中に収めるにはこれが限界でしょうか。
一点気になった事がありました。▲ 写真のようにG25とG38のピンが出ている所です。このピンはなにかに使われているのでしょうか?データシートを呼んでも分かりませんでした。もし使われていないようでしたらGPIOの増設も可能ですねぇ。今のところ既存のGPIOやI2Cで事足りているのですが、何かあった時のために参考になります。
M5StickC PLUSの塗装
さて、M5StickC PLUSのケースを黒く塗ります。私はシリコンラッカースプレーのつや消し黒で塗りました。アルミなどの金属にも塗ることができ、塗膜が強く剥がれにくいのでなかなか気に入ってます。
また、今流行りの染めQで塗装しても良いでしょう。こちらはナノ単位の粒子が張り付くので、プラスチックはもちろん、金属や革、布にもスプレーでき、染めたような仕上がりになるそうです。しかも塗膜ができないため、剥がれにくいんだとか!
さて、こんな感じでマットなダーク色に仕上がりました。ポップなオレンジ色から一転、こちらのブラック色はなんだか悪そうですねぇ😈
そもそもM5StickC PLUSを黒色にしたかった理由は、クロスバイクに取り付けたかったからでした。LCDも黒色ベースにしたほうがバッテリーも持ちそうですし、カッコイイですよね!黒色がカッコイイと思った方、ぜひ真似してみてくださいね!