M5StickC PLUS BLACK!?黒くぬれ!
タイトル通り、M5StickC PLUSを黒く塗ってみました。Twitterに写真を投稿したところ、たくさんの人から高評価いただきました。せっかくなので、制作過程をブログで紹介しておきます。
M5StickC PLUSを分解して黒くしてみた😈
— Toshi (@tosisico) July 24, 2021
クロスバイクに取り付けて、振動測定やサイコンぽいことして遊ぼうかなと🚴♀️
ネオジム磁石で脱着可能にしたかったけど、アナログコンパスに干渉しちゃって良い方法を模索中🤔 pic.twitter.com/73jET7CRDC
はじめに
M5StickC PLUSは、Arduino互換機であるESP32をベースにLCD・バッテリー・ボタンなどを内蔵し、パッケージ化した小型のM5Stack製品です。M5StickC PLUSは、M5StickCのアップグレード版になります。ESP32ベースなのでWiFi、Bluetoothなどの無線通信が可能です。また、ジャイロ・加速度センサやリアルタイムクロックも内蔵されています。
▼ 半導体不足のため入手困難な場合は、ひとつ前のモデルのM5StickCも選択に入れてみてください。
M5StickC PLUSはArduino IDEを使って、Arduino言語でアプリケーションを開発できます。詳しい使い方はM5StickC PLUSでArduinoをはじめよう!をご覧ください。
M5StickC PLUSの分解
M5StickC PLUSは背面にある2つのネジで固定されています。六角レンチを使ってネジを外すと簡単にケースが外れ、解体できます。ただしブザーはケースに張り付いてます。ブザーのケーブルは細い導線なので切らないように注意しましょう。
▲内蔵バッテリーは120mAのリチウムポリマー電池でした。もう少し容量がほしいところですが、ケースの中に収めるにはこれが限界でしょうか。
一点気になった事がありました。▲ 写真のようにG25とG38のピンが出ている所です。このピンはなにかに使われているのでしょうか?データシートを呼んでも分かりませんでした。もし使われていないようでしたら、GPIOの増設も可能ですねぇ。今のところ、既存のGPIOやI2Cで事足りているのですが、何かあった時のために参考になるかと思います。
M5StickC PLUSの塗装
さて、M5StickC PLUSのケースを黒く塗ります。私はシリコンラッカースプレーのつや消し黒で塗りました。アルミなどの金属にも塗ることができ、塗膜が強く剥がれにくいのでなかなか気に入っています。
また、今流行りの染めQで塗装しても良いかもしれません。こちらはナノ単位の粒子が張り付くので、プラスチックはもちろん、金属や革、布にもスプレーでき、染めたような仕上がりになるそうです。しかも塗膜ができないため、剥がれにくいんだとか!
さて、こんな感じでマットなダーク色に仕上がりました。ポップなオレンジ色から一転、こちらのブラック色はなんだか悪そうですねぇ😈
そもそもM5StickC PLUSを黒色にしたかった理由は、クロスバイクに取り付けたかったからでした。LCDも黒色ベースにしたほうがバッテリーも持ちそうですし、カッコイイですよね!黒色がカッコイイと思った方、ぜひ真似してみてくださいね!