カイザーのバイオリン練習曲をベース用にアレンジしてみた!H. Kayser Violin Etude no.1 from Op.20 Book 1

カイザーのバイオリン練習曲をベース用にアレンジしてみた!H. Kayser Violin Etude no. 1 from Op.20 Book 1
カイザーのバイオリン練習曲をベース用にアレンジしてみた!H. Kayser Violin Etude no. 1 from Op.20 Book 1

カイザーのバイオリン練習曲「H. Kayser Violin Etude no. 1 from Op.20 Book 1」をコントラバスやエレキベースで弾けるようにアレンジして楽譜を作りましたのでご紹介します。

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H. Kayser Violin Etude no. 1 from Op.20 Book 1
H. Kayser Violin Etude no. 1 from Op.20 Book 1

カイザー Op 20 BOOK 1よりバイオリン練習曲をコントラバスに編曲しました。 ベースの音域までオクターブ下げ、楽譜をヘ音記号で表記し直しました。元々はバイオリンの練習曲ですが、コード感や響きがとても好きでベースでも弾けないかと考えてました。

コントラバスでこの曲を練習することでポジションを覚えるようになります。また同時に和声の感覚を身につける練習にもなります。 シマンドルの1巻を終えた方向けです。 親指ポジションも多少入ってきます。 コントラバスのネックを縦横無尽に弾くのでかなり難しいですが、自分が弾けるゆっくりな速度まで落として練習します。ポジションを意識して練習すれば一気に上達ができる練習曲です。

実はこの曲、以前にコントラバスレッスンへ通っていた時の課題曲として自分が選び先生へ提案しました。先生からはバッハみたいな難曲だと言われました。とはいえ先生は初見でスラスラ弾いていたので驚きました。私の場合は譜読みするだけでも大変でしたが、合理的な運指を先生に教えてもらい、なんとかこの練習を通して弾くことができました。

弾けるようになった頃には、ポジションや音程の感覚が一気に上達したと自分で感じました。完璧な演奏を目指そうと思うと初心者ではまだまだ技術不足で難解な曲ですが、こういったハードルの高い曲へ挑戦した意義があったと思います。得るものは大きいです。ですから最終的には未完成のままでオッケーです。この曲を飽きるまで練習したらそれだけで十分な収穫があったと気づきます。

残念ながら運指をふった楽譜が見つからないので書いてませんが、できるだけ縦に取るほうが滑らかで綺麗な演奏になります。左手と腕は縦横無尽に動きますが、ポジション感覚も身についておすすめです。

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