エフェクターで使えるバッテリーボックスミニの試作品
エフェクターでよく使う9V電池(006P)を収める外部ケースを作ってみました。
回路基板はこんな感じです。エッチングで基板を作り、バッテリースナップを基板にはんだ付けしました。
センターマイナスで配線し、アルミダイキャストのシャーシとマイナスを導通させてます。このことにGNDが広くなり電源が安定し、多少はノイズ対策になるかなと予想します。
基板に直付けしたバッテリースナップのおかげで、電池がケース内でフラフラすることなく固定できました。
ちなみに9V電池は充電可能なリチウムイオン電池をメインに使ってます。
93×36×35mmの小型のエフェクタケースを使用しました。レーザープリンタでラベルシールを作成しました。無地のアルミダイキャストの場合、明るめに印刷するとちょうど良い感じがしました。
▼ 使用したケース、ラベルシール、レーザープリンターはこれらです。
スイッチやデカップリングコンデンサ無しの非常にシンプルな機材ですが、このようにパッケージ化しておくことで扱いやすく見た目でテンションも上がります。
\完成品をメルカリで販売中です/
関連記事
最後までご覧いただきありがとうございます!
▼ 記事に関するご質問やお仕事のご相談は以下よりお願いいたします。
お問い合わせフォーム
エフェクタ製作オススメ商品
エフェクタ製作に必要なオススメの工具をご紹介します。
▼ まずはんだごてですが、私は白光のこちらのはんだごてを使ってます。少し高価ですが、もっと早く買っておけば良かったと思えるほど良いです。立ち上がりが早くてはんだごてのオンオフのストレスがなくなり、温度も熱くなりすぎないのでパーツを痛めることも少なくなりました。これ一本で基板のはんだ付けから、ジャックなど大きめのパーツもはんだ付けできます♪もちろん鉛フリーも苦なくはんだ付けが可能です!
▼ エフェクタケースはタカチかHAMMONDのケースの二択ですね。HAMMONDの方がエッジが立っていて、洗練されたデザインなので好きです(電波の発信源にはなりそうですが笑)。Amazonなんかで売られているのはHAMMONDの正規品ではなくクローンですが、使ってみて問題はない感じでした。
オススメの自作エフェクタ本
エフェクターの電子工作でオススメな書籍を紹介します。どちらの書籍も大塚明先生が書いたもので大変良書です!残念ながら現在廃盤になってしまい品切れまたは高価格になっている可能性が高いですが、もし安く手に入るようなら買って損はないです!
- 専門的知識がない方でも、文章が読みやすくおもしろい
- エレキギターとエフェクターの歴史に詳しくなれる
- 疑問だった電子部品の役割がわかってスッキリする
他にも自作エフェクターで参考になりそうなこれらの書籍を紹介します。