【WiMAXの最適化】回線の調子が悪いW06モバイルルーターの設定で試した3つのこと
かれこれ1年以上、WiMAXのモバイルルーターW06を使っているが、いまいち回線の調子が悪かった。
ルーターの設定を見直してみたところ、だいぶ改善されたのでその設定内容を紹介していく。
【WiMAXの最適化】W06モバイルルーターの設定で試した3つのこと
WiMAXを使っていると速度制限の時間帯でないにもかかわらず、なんか回線がもっさりしたり、Wi-Fiへつながっているのに、インターネットに接続できなくなったりする。
そこで次の3つを試してみた。
- DNSをCloudflareの1.1.1.1に変更
- Wi-Fi暗号化強化(PMF)をオフに設定
- 周波数を2.4GHzから5GHzに変更
それでは順を追ってみていこう。
DNSをCloudflareの1.1.1.1に変更
今まではGoogleが提供しているパブリックDNSを使っていたが、すでにあまり速くないようだ。
そこで、DNSPref で一番速い結果が出ている Cloudflare のDNSを使ってみることにした。
Cloudflare DNS
- 優先DNSサーバ: 1.1.1.1
- 代替DNSサーバ: 1.0.0.1
DNSの変更方法はパソコンからルーターの設定画面にログインして変更する。
パソコンからルーターの設定画面にアクセスする
パソコンのブラウザからhttp://192.168.100.1 へアクセスすると、ルーターの設定画面が表示される。
初期の状態ではユーザー名は admin で、パスワードは IMEIの下五桁 になっている。
ちなみにIMEIは、モバイルルーター本体の裏側に書いてあるはず。
DNSの変更
実際に Cloudflare DNS に変更してみた。
ログイン後、設定 → ファイアウォール設定 → DHCP設定 へ進み、プライマリDNSに 1.1.1.1 セカンダリDNSに 1.0.0.1 と入力して適応した。
ルーターの再起動後、設定が有効となる。
DNSが変更されているかどうか確かめる
NSが変更されているかどうか、Macのターミナルを使って確かめてみた。
$ nslookup google.com を実行すると、Cloudflareに変更されていることがわかる。
Server: 1.1.1.1
Address: 1.1.1.1#53
Google Public DNSの時より、トラブルが少なくなった気がする。
Wi-Fi暗号化強化(PMF)をオフする
セキュリティ面を考えると少し不安そうだが、UQの公式ページなどではWi-Fi暗号化強化(PMF)をオフにすることを推奨してるので変更してみることにした。
ブラウザからルーターの設定画面へアクセスし、設定 → LAN 設定 → セキュリティ設定 へ進み、Wi-Fi暗号化強化(PMF)をオフにして適応する。
Wi-Fiにつながっているのに、インターネットに接続できなくなる現象が減った気がする。
周波数を2.4GHzから5GHzに変更
Bluetoothや家電製品では2.4GHzを使っていることが多いので、衝突を避けるため5GHzにすると良いかもしれない。
ブラウザからだと周波数の変更は、 LAN 設定 → 基本設定 の周波数から変更できる。
回線速度の計測
最近ではGoogle検索で「回線スピード テスト」と入力すると、インターネット速度テストが簡単にできるようになっている。
5GHzに変更したところ、あきらかに速度が速くなった。
今までは下り40Mbps程度だったが、なんと100Mbpsを超えた!
もちろん計測結果は時間帯によってかなり変わってくるが、試してみる価値はあるだろう。
【おまけ】ハイスピードプラスエリアは要注意!
ハイスピードプラスエリアは、通常使っている WiMAX 2+ に加えて LETネットワーク を利用できるオプションだ。3年契約の場合は無料で利用できる。
しかし!制限オーバーには要注意だ!
LETネットワーク の通信が7Gを超えてしまうと、その月の末まで通信制限がかかってしまうのだ。
そのときの制限速度はなんと、たったの128kbps😱
3日で10Gを超えたときの速度制限より少ないのだ。
しかも、この制限を解除する方法は一切ない。
翌月までひたすら待つしかない。
自分もこの落とし穴にハマり、1週間くらいしばりに耐えた経験がある。
128kbpsだと今までの速度改善関係なく、何もできないほど遅くなるので注意しよう。
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