【水耕栽培】スーパーで買った空芯菜から再生栽培してみた (再生野菜, リボベジ)



炒め物にするとシャキシャキして大変おいしい空芯菜(クウシンサイ)だが、スーパーで買うとそこそこの値段がする。
ところがクウシンサイはかんたんに再生栽培ができると聞いて、一度買ったクウシンサイを次々と増やせたら良いなと思った。再生野菜(リボベジ)というやつだ。
そこでさっそくスーパーでクウシンサイを購入し、そこから3本の茎を残して水と肥料のみで育てる水耕栽培で増やしてみることにした。



クウシンサイ(朝顔菜、エンサイ、ヨウサイ)

項目内容
学名Ipomoea aquatica
分類ヒルガオ科サツマイモ属
原産地熱帯アジア
英名water convolvulus
来歴古くから沖縄で栽培
栄養ビタミンA、カルシウム、食物繊維
保存法しめらせたキッチンペーパーで切り口を巻き、ぬらした新聞紙で包んで冷蔵保存
料理炒め物、おひたし、スープ、天ぷら
タネまき5月初旬〜7月初旬
収穫日数約50日
肥料20日おきに追肥
水やり地面がいつも湿っているくらい水やり
その他前半は密植して初期の収穫量を多くする。
草丈20cmごろ、頂点のから2〜3枚くらいを摘み取り収穫して脇芽を増やす。
古い葉は残す。暑さと光と湿り気が大好きで寒さに弱い。




0日目空芯菜の再生栽培スタート (6/24)


空芯菜は炒め物にするとシャキシャキして美味しい。中華料理屋でメニューをよく見かける。
スーパーで買うと1束300円近くと結構いい値段する。
そんな空芯菜は自宅で再生栽培してかんたんに増やすことができるという情報を聞き、さっそく自分もやってみたいと思った。

スーパーで購入した空芯菜を三本だけ水につけて増やしてみる。


まず根を生やすために、水につけている。
根の部分は暗くした方が良いだろう。
また葉っぱがたくさんついたままだが、一二枚程度のこして他はカットした方が良いとのことだ。
葉っぱへの養分が負担になってしまうのだろう。


8日目ペットボトルに定植 (7/2)


このように根が次々に生えてきた。空芯菜は成長がとてもはやいようだ。


この日ペットボトルを加工して水耕栽培しやすいように定植してみた。


これは多くの方がやられているようで、ペットボトルを半分くらいに切って上下を逆さにくっ付けたものだ。根が全部水に浸かってしまうのはよくないようなので、水位が上がりすぎないようにある程度のところで穴をあけている。

このようにキレイな脇芽が出てくる。



22日目(7/16)


ペットボトルに定植してから2週間ほどの状態。あっという間にもとの姿に近づいた。


草丈30cm以上をこえているので、摘芯して脇芽を伸ばすようにした。
摘芯した葉っぱは一口分のお浸しにして頂いた。空芯菜は味にクセがないのでお浸しにしても美味しかった。

この頃の栽培管理としては、ときどき固形肥料や液肥を投入して水やりは毎日おこなった。


50日目(8/13)


これまでたびたび伸びた葉を摘芯しては、脇芽を増やすことをくり返していた。
しかし最近はどうも成長が遅いように感じる。

思い切ってペットボトルを分解して空芯菜の根を確認することにした。


想像していたよりも根が張っていないようだ。
ペットボトルが小さすぎるのか、水位が低すぎるのか、はたまた栄養が足りてないのか分からないが、この状態で続けてても多収は見込めそうになさそう。

そこで、ペットボトルをやめてもう少し大きな入れ物に移して管理しやすいように工夫してみる。

これは100均で売っているファイルボックスとブラックボードを加工して組み合わせたものだ。








写真を見てのとおり難しいことは一切していない。茎を固定するために綿を使ったが、スポンジでもなんでも良いと思う。

また肥料も、水耕栽培でも使えそうなものを使ってみることにした。
ハイポネックスという有名な肥料だ。




裏面を読むと水耕栽培でも使えそうなことが書いてある。肥料を水に混ぜて1000倍に薄めて使えばよいようだ。

また、この肥料はカリが特に多く含まれている。
カリの期待できる効果は次の通り。
1. 茎、根を丈夫にする。
2. 暑さ、寒さに対する抵抗力を増す。
3. 病害虫に対する抵抗力を増す。

根が育つと聞いて、今の空芯菜の状態を改善してくれそうだ。

さて、ファイルボックスに水を3リットル入れたのでハイポネックス3gを投入してかき混ぜた。


水をファイルボックスひたひたに入れてしまうと、根が全て浸水して呼吸できなくなってしまう。
空気層をある程度のこすようにした。

3リットルの水位をマーキングしておけば、次回から水の交換がラクになるだろう。


最後にブラックボードに植え付けた空芯菜をはめれば完成だ。


ペットボトルの時よりも。見た目がすっきりしていていい感じ。
ボードを取り外せば根の状態を確認できるし、水交換もカンタンだ。


51日目バジルと大葉も水耕栽培へ (8/14)


小さなプランターでバジルと大葉を育てていたが、空芯菜と同じように水耕栽培へ移すことにした。


大葉は水耕栽培で育つことを確認済み。バジルも調べるところでは水耕栽培に向いている植物のようだから大丈夫だろう。どちらも同じシソ科である。

それほど量を使う野菜ではないので、1、2株あれば料理には十分だ。

バジルも大葉もヨトウムシなどのガの幼虫に食べられやすいので要注意。
フンが(黒い粒々)葉についていたらどこかにマユを張って幼虫が潜んでいるので見つけて処分しよう。

このファイルボックスの水耕栽培は見た目もすっきりし、スペースも取らないのでかなり好きかもしれない。


52日目順調に育つ (8/15)


移植して2日たったが、猛暑の中も枯れることなく順調に育っている様子。



55日目モザイク病? (8/18)


ファイルボックスへ移動してから様子がおかしい。


葉全体がまだら模様になってきた。

バケツで育てていたほうも、同じようなマダラ模様に。枯れたり、破れたりしている葉もある。


新芽がでてしばらくはキレイな葉っぱだが、しばらくするとこのように葉の状態が悪くなる。以前から見られていた症状だったが、あまり気にしていなかった。
もしかしたら何かの病気かもしれないと思い調べてみた。
植物を病気で検索して断定するのはむつかしいが、まさかのモザイク病ではないだろうか?
モザイク病は治療方法がなく次々感染していくウイルス生の病気らしい。

断定はできないが最悪のケースを考えて、このまま空芯菜を育てるのは断念するとこにした。
モザイク病は人体には影響ないようなので、食べれそうな葉は摘み取って、それ以外の茎や根は他の植物にうつさないように処分した。



今後の予定


夏の終わりまでまだあるので、新しい空芯菜を買って水耕栽培に再チャレンジすることにした。今度こそ病気にかからないよう、注意しながら育てたい。
栽培のようすはこちらの記事で報告していく。


参考


大判 プランター菜園コツのコツ: 上岡流 写真図解でわかる逸品づくり
ベランダ寄せ植え菜園: 自然の力を借りるから失敗しない
もっとおいしく、もっと知りたい やさい
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