ベランダでオクラの栽培をはじめてみた【東京ベランダ菜園】



2020年6月頃からベランダでオクラをはじめ、いろいろな野菜を菜園している。
場所は都内の建物の2階で、ベランダの環境は直射日光が1〜2時間程度しか当たらないという日当たりの悪さである。
それでも野菜が育っていく姿をみると、生命力のたくましさに驚かされる。

書籍やネットを駆使して、菜園に関する知識を手に入れている。また、思いついた方法を試しながら、自分の環境にあった育て方を模索しているところだ。
菜園歴がほぼない初心者なので間違いもあるかもしれないが、次回の菜園に役立てるためにも、失敗を含め記録を残すことにする。







6月中旬 タネまき


6月中旬にアタリヤ農園のオクラのタネをフェルトプランターにまいた。同じプランター内にはスナップエンドウも植えてある。




プランターはフェルトのものを、土は普通の培養土を使った。どちらもAmazonで購入したものだ。


Beansfun 不織布ポット 26L フェルト プランター 丸 野菜栽培 発育促進 通気透水 カーキ 7ガロン(30高x35直径) 5個入り

手作りで縫制がよりしっかりして約5年使用可能です。通気性・透水性に優れているので根の発育を促進し、根腐れが起こりにくく、樹木の根巻きの必要がなく、ポットをそのまま出荷できますので業務利用できます。

Amazon

アイリスオーヤマ 培養土 花・野菜の培養土 ゴールデン粒状培養土 配合 25L

大好評のゴールデン粒状培養土を配合した園芸・家庭菜園に最適な培養土です。ゴールデン粒状培養土配合なので、保肥力・保水性・排水性のバランスが良い理想的な土です。

Amazon




6月29日


なんとなく藁を土の表面に敷き詰めてみた。マルチングというらしい。


土から発生するキノコバエ対策と、土を明るくすることで反射光を利用できそうだと思ったからだ。
しかし藁をかぶせると土が乾きにくくなるため、この梅雨のなかではよくないのかもしれないがどうなんだろう。


7月24日 追肥


そろそろ支柱を立てないといけないくらい、オクラが育ってきた。
ちなみに日当たりの悪いベランダの日照不足を少しでも補うために、壁などにアルミシートを貼って光を反射させている。テスターでLuxを測定すると1.5倍くらい光が強くなっているようなので、けっこう効果はあるのかもしれない。


またこの日、追肥をおこなった。




8月2日 オクラにつぶつぶ


卵のような粒々をまた発見。以前にもあって、何かの虫の卵に違いと思いすぐさま取り除いた覚えがある。
一体なんの卵だろうと思い調べてみると、どうもオクラが吐き出したもののようだ。
虫の卵ではないらしい。




正体はムチンと呼ばれるタンパク質らしい。このまま放置していて問題ないようだ。


8月3日 オクラに卵


これはムチンではない。カメムシの卵だ。先日のムチンよりだいぶ大粒だ。


朝方オクラの葉の裏に卵を抱えた大きなカメムシがいたので間違いない。
ハッカ油をエタノールにとかした自作の虫除けスプレーをかけたら、なんとか逃げていった。

卵を孵化させて幼虫を観察してみたい気もするが、オクラに余裕がないので取り払うことにした。





8月6日






8月7日 花が咲く


オクラの花が咲きはじめた。なかなか可愛らしい花だ。


15時前にはしぼんでしまって、満開は見れなかった。



8月8日 小さな実


花のあとには小さな実がなっていた。


オクラは花が咲いてから5日〜10日で収穫できるとのこと。

8月にきてオクラの葉も急成長してきている。



8月10日 二つ目の花、追肥、テントウムシ


二つ目の花が咲いた。今度はオクラの花の満開をみることができた。

確かにハイビスカスに似ている。

最初の実がいつのまにか大きくなっている。収穫時期を見逃さないようにしなければ。


オクラは肥料食いの野菜らしいので定期的に肥料をやった方が良いようだ。最近は成長がはやいようなので、この日追肥をおこなった。
使った肥料は朝日工業の有機化成肥料。

朝日工業 有機化成肥料666(大袋) 10kg

チッソ6、リンサン6、カリ6。有機質+化成+微量要素。朝日工業の国産製。

Amazon




ところでオクラの葉にテントウムシ発見。
テントウムシなんて菜園するまで興味がなかったが、アブラムシなどの天敵から野菜を守ってくれることを知ってからは見方が180度変わった!


ところがトマトも育てているけれど、菜園してからアブラムシは目視で確認したことがない。アブラムシもみなければテントウムシなんて今まで見なかった。

先ほどのテントウムシがいつの間にかオクラの蕾の方に移動してる。本当に見方の益虫なのだろうかと不安になってきた。
ググってみても似たような模様のテントウムシは何匹かいるので様子をみるしかない。


敵か見方か、君の名はいったい!?



8月11日 初収穫


オクラは8cm前後の柔らかいうちに摘み取るのが良いらしいとのことなので、7cmと少し小ぶりではあるが収穫することにした。オクラを育ててからこれが初収穫。(恥ずかしながらオクラを育てるまでは、実が縦になるとは知らなかった😅)


この日は他にも、トマト、スナップエンドウ、空芯菜、ルッコラ、大葉と野菜を収穫することができた。


野菜は栄養のつまった朝方に収穫するようにしている。
とれたて野菜は少量でもゆたかな気持ちにさせてくれる。


8月12日 斑点、カメムシ孵化


以前から気になっていたが、写真のようにオクラの下葉に茶色い斑点があらわれて葉が黄色くなり落ちてしまう。


何かの病気だろうかと調べてみるも、いまいちこれといったものが見つからない。
葉が古くなるとこのように自然に落ちていくものなのかどうなのか。

そしてなんと、大量のカメムシを発見。


まさか先日の卵を見逃していたのだろうか。こんな大きくなるまで全く気づかなかった。
8個の卵から全部孵化したようである。


見つけてしまった以上、残念だがそのまま野放しにするわけにはいかない。
カメムシの除去方法は次のように行った。
棒の先に粘着テープを巻き付け捕獲。粘着テープごとビニール袋にいれ、足で踏み潰す。

よく見ると昨日の写真に写っていた。




これからは葉の裏側の死角になっているところをよく確認するようにしよう。





8月13日






8月15日 2つ目の収穫


オクラ二つめの収穫。この日は同じアオイ科のモロヘイヤも収穫できた。
ネバネバ料理で夏バテ防止。



8月19日 花をキレイに撮れた


オクラは開花後すぐしぼんでしまうので写真を撮るタイミングが難しいが、今回はキレイに撮れた。


これで5つ目の花となる。
日当たりの悪さと、ベランダという限られたスペースの中でも堅実に実をつけて育っていく姿をみると、オクラの生命力の強さに敬服する。


8月22日 湾曲


ぐにゅーんって曲がったり。



8月23日 満開


バッチリ満開!



8月27日 まだいる!


まだまだ開花は止まらない!


午後になり、花がしぼんでいく横で実がまっすぐに急成長。


そしてまだいる!




いや、8月10日に確認した奴と同じ虫とは言い切れない。
オクラに悪さはしていないようなので、テントウムシであろう。
なので放っておく。





8月28日 まっすぐな実


現在のオクラの背丈は約70cmほど。茎の太さは1.5cmとちょうど人差し指くらいの太さがある。
日当たりの良い場所であれば、もっと大きくなったに違いない。

今日はキレイに真っ直ぐな実が取れた。


一つだけなので味噌汁に入れて食べた。



8月29日 小さな実と花


花が萎んでは、実がなり、また花が咲く。
なかなか小ぶりで愛らしい。



オクラは沖縄で育てられてきたぐらい南国のイメージだが、こんな日当たりの悪いベランダでよく育つものだ。年々東京の気温が、南国のようになってきているということかも。


9月1日


先日の小さな実がグンと伸びる。


そしてまた花が咲く。



9月8日 追肥


やさいのスケジュール管理ができてなく、前回の追肥から一ヶ月ほど経ってしまった。
20gの化成肥料を行った。
収穫は3、4日置きにひとつといったところだ。

他の野菜に比べて、オクラやトマトはベランダを占有するほど育っている。



9月20日 側枝から開花


秋になり、だいぶ涼しくなってきたがまだまだ実がなってくれるオクラ。


主茎とは違う側枝からも開花をはじめた。


オクラは寒さには弱いようなので、そろそろ終わりは近づいている。


10月3日 アブラムシ大量発生!


最初に発見したのは9月26日だ。葉っぱの裏に黒いつぶつぶがいっぱいついていた。テープで取るも、動く様子がないので何かのタネかななどと呑気に構えていた。

その後、若葉や蕾の周辺に黒いつぶつぶが広がっていった。


拡大レンズで観察するとどう見ても虫だ。どうやらアブラムシかと思われる。


トマトのサビダニに比べれば、目視できる大きさなのでだいぶ対処のしようがあるが、このアブラムシ、葉水に強くてなかなか落ちない。粘着テープでこまめに貼り付けていくしかなさそうだが、蕾や、茎の溝などのテープで貼り付けにくい場所にいることが多いので、全ての虫を取るのはとても難しい。

こんな時あのテントウムシがいてくれたらと思う。





10月6日 追肥、こんなに違うかぁ


現在、オクラの背丈は105cmほど。
この日、追肥を行った。


いろいろな場所から同時に実が成るようになってきた。
タネまきが6月中旬と遅めだったので、もっと早く前に撒けば、夏の良い時期に多収できたかもしれない。


アブラムシは蕾の周りが大好きなようだ。
栄養が集まっているということなのだろう。


アブラムシは非常にもろいため、撫でるだけで駆除できる。
いままでテープで貼り付けてアブラムシを駆除していたが、やめることにした。
単純に使い捨て手袋を装着して、葉っぱを撫でるようにアブラムシを潰したほうが効率的だ。

ところで散歩中にレンタル畑があり、そこでオクラの姿を見ることができた。


背丈が2mほどもあり、お手本のような育ち方。
露地栽培と日当たりの良さもあるが、ベランダプランター栽培とこんなに違うのかと思った。

下の葉を摘葉していたりと、細かい部分が育て方の参考になった。
だいぶ涼しくなったが、オクラはまだまだ実がなってくれる様子。



10月16日 収穫


一度に2、3個のオクラを収穫できるようになってきた。


気温はだいぶ低くなってきているのに、実が成っていく勢いは止まっていない。
アブラムシはだいぶおとなしくしくなった。





11月17日 オクラの栽培終了


その後いくつかオクラの実を収穫したが、もはやここまでといった感じ。



寒くなるにつれどんどん葉が枯れていき、実も成長しなくなった。

よって本日、オクラの栽培を終了することにした。
オクラは葉が大きく幅を取られるので、狭いベランダだとちょっと育てにくい。
とはいえ病害虫にやられにくかったので初心者むきの野菜といえよう。
また機会があれば育ててみたいと思う。
オクラ、お疲れ様!




オクラ (アメリカネリ)の特徴




項目内容
学名Abelmoschus esculentus
分類アオイ科トロロアオイ属
原産地北東アフリカ
英名okra
来歴明治初期で伝わり、全国的に普及したのは近年。
栄養食物繊維のペクチンと多糖類のムチン。
保存法かために塩ゆでし、冷凍保存
料理おひたし、ぬか漬け、味噌漬け
タネまき4月から5月
収穫7月から10月にかけて、花が咲いてから5〜10日ほどで収穫する。8cm前後の若く柔らかいうちに収穫。
肥料肥料食の野菜のため定期的に追肥する。
水やり夏場は1日2回
その他暑さが大好きだが、寒さには弱い。日当たりを好む。土の乾燥しすぎに注意。



ゼッタイおすすめ!野菜づくりに役立つ本


大判 プランター菜園コツのコツ: 上岡流 写真図解でわかる逸品づくり

畑に負けない立派な野菜ができる!著者考案の緩効性肥料の条溝施肥など成功の秘訣を、基礎から48種類のつくり方まで徹底解説。

Amazon

ベランダ寄せ植え菜園: 自然の力を借りるから失敗しない

1つの鉢に1種類の野菜を植えて育てていませんか?自然の力をうまく使えば、ベランダでも少ない肥料、農薬不要で野菜づくりが楽しめる!

KindleAmazon

有機・無農薬コンパニオンプランツで無農薬の野菜づくり

有機・無農薬での野菜づくりで病虫害対策は最大関心事。 野菜同士がいい影響を及ぼしあう共栄関係で病虫害を防ぐ、注目の栽培法を実例とともに よい組み合わせやコツを詳しく解説します。

KindleAmazon


あなたにおすすめ