ベランダで白菜を育ててみよう【都内ベランダ菜園】



今回はじめて白菜を育ててみたので、その様子を紹介していく。

菜園場所は都内のベランダだ。
ベランダは東向きにあり、直射日光が1時間も当たらないといった日当たりの悪い環境。
野菜にとって決して良い環境とはいえない。

それでもなんとか白菜を育てることができたので、ぜひ参考にしてみてほしい。






0日目白菜のタネまき/プランターの準備 (8/13)


ハクサイを育てるプランターとして、55cm(11リットル)のプランターを選んだ。
スノコが付属しているので鉢底石はいらないという説もあるが、自分は鉢底石を入れるようにしている。
発泡スチーロールの食品トレイをちぎって、底が見えなくなるまで敷き詰めた。


その上に、野菜クズコンポストの土を半分まで入れる。


さらに新しい培養土を被せた。植物が成長するころには、野菜クズが分解されて肥料になってくれることを狙っている。
排水をよくするためと肥料スペースとして、サイドに溝を掘った。


そこへ元肥として20gをまいた。(その後、土を軽くかぶせた。)


また、肥料は朝日工業の有機化成肥料を使った。

朝日工業 有機化成肥料666(大袋) 10kg

チッソ6、リンサン6、カリ6。有機質+化成+微量要素。朝日工業の国産製。

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タネはホームセンターで購入したものを使った。


プランターの3ヵ所に4、5粒ずつ点まきした。
そして土を軽くかぶせ、水をたっぷりあたえた。



水やりの基本とコツ


  • 水を与える時の注意として成長するまでは株元のみに水をまくようにし、元肥には水がかぶらないようにする。
  • 成長してきたら、元肥が埋まっているサイドに水を流すようにする。このとき逆に株元には水を与えないようにする。なぜなら根を痛め、土がしまってしまうと水はけが悪くなるからだ。





4日目白菜の本葉 (8/17)


二日ほど前から双葉が開きはじめた。



8日目種まきから約1週間後 (8/21)


種まきから約1週間後の様子だ。
アブラナ科の野菜は、成長がはやいので安心する。



12日目間引きと藁マルチ (8/25)


だんだん混み合ってきたので、昨日間引きした。まだ、1ヶ所2本のこしている。
また、水やりの時に泥がハネるので、藁マルチを敷くことにした。



19日目1回目の追肥 (9/1)


化成肥料20gを追肥した。また、20日後に追肥を行う予定。





37日目2回目の追肥 (9/19)


葉っぱが横に広がり、プランターの枠からはみ出してきた。
このサイズのプランターに、3株は無理がありそうだ。
真ん中の株を摘芯した方が良いのかもしれない。


この日、化成肥料20gを追肥した。

朝日工業 有機化成肥料666(大袋) 10kg

チッソ6、リンサン6、カリ6。有機質+化成+微量要素。朝日工業の国産製。

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43日目白菜の大きな葉 (9/25)


日に日にハクサイの葉が大きくなっていく。
真ん中の株の外葉が、手前の株を覆ってしまっている。
他のプランターにも被さるほど横に広がり、狭いベランダスペースでこの状況をどうしたら良いかわからず悩んでいるところだ。





48日目白菜の葉が立ち始める (9/30)


ハクサイの葉の中央部分が少しずつ立ちはじめてきた。


こういう感じで結球していくのだなと関心した。
なんとも不思議なものだ。




66日目白菜の結球 (10/18)


すくすく白菜は育っていき、気がつけばプランターサイズの二倍以上の大きさに広がっていた。


さて、横からみてみるといかにも白菜といった形になってきた。
順調に結球が進んでいるようす。






77日目3回目の追肥 (10/29)


この日、追肥を行った。
元肥を抜いて、3回目の追肥となる。

だいぶ結球してきてはいるが、スーパーで売っているように、ぎっしり実がつまった感じにはなっていない。本来なら収穫してもよい日数が経っているが、もう少しようすをみてみよう。




85日目白菜のアブラムシ対策、農薬 (11/6)


近くで育てていた、オクラやカブにアブラムシが発生していたが、とうとう白菜にもアブラムシが住み着いてしまった。
白菜は結球してしまっているので、全てのアブラムシを手作業で駆除するのは難しい。
無農薬で行きたかったところだが、仕方なく薬剤を使うことにした。

色々探した結果、高評価のある園芸薬品のベニカベジフルスプレーを使ってみることにした。



住友化学園芸 殺虫剤 ベニカベジフルスプレー 1000ml

幅広い害虫に優れた効果があり、だいこん、キャベツなどの野菜、うめ、かき、かんきつなどの果樹に使える。速効性と持続性(アブラムシで約1カ月)を実現。成分は葉裏まで浸透し、葉の中や葉裏の害虫まで退治。

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スプレーの効果は抜群だった。
手で駆除してもすぐに増殖するアブラムシだったが、このスプレーを散布した以降にアブラムシが増えることはなかった。
しかも一回の散布で、1ヶ月間は効果が持続するらしい。
薬剤おそるべし!
人体に影響がないように、収穫前の散布できる日数が表記されているので必ず守っておこう。




97日目初収穫、4回目の追肥 (11/18)


結球は進んでいるものの、手で中心を押してもいまいち固くなっていない。
また外葉がだいぶ黄色くなり、虫食いの穴がポツポツ見られる。


このままだといつまで経っても収穫できそうにないので、3株あるうちの真ん中の1株だけ収穫してみることにした。

一見摘み取るのが大変そうに見えるが、ハサミでかんたんに根本を切ることができた。



さっそく収穫した白菜をばさりと真っ二つに切ってみる。


中心が黄色くてびっくりしたが、よくよく考えてみたら、芯が黄色くなる品種の白菜だからこれでよい。
ただ、やはり中心がまだまだ育っていない感じがする。

アブラムシの残骸がついていたので、一枚一枚葉を取り分けて、良く洗った。

とりあえず味見として生のまま食べてみたところ、自分の知っている白菜の味とちょっと違っていた。
いかにもアブラナ科といった味というか香りだ。
苦味はほとんどないので、サラダで食べてみても美味しそう。

残る2株の白菜に、最後の追肥をした。
このままもう少しのあいだ育ててみようと思う。





ハクサイ(白菜)の特徴




項目内容
学名Brassica rapa var. amplexicaulis
分類アブラナ科アブラナ属
原産地中国
英名Chinese Cabbage
来歴明治以降。特に日清戦争で軍人が中国からタネを持ち帰り栽培が広まった。
栄養ビタミンC、カリウム
保存法新聞紙で包み立てて冷蔵保存。
料理鍋、漬物、餃子
タネまき8月上旬〜9月上旬(厳守)
収穫日数約50日〜80日
肥料肥料を多く求める。元肥は必ずやり、20日おきに追肥も行う。
栽培1ヵ所4〜5粒の点まき。株間は20cm程度。タネまき後25日で1ヵ所1本にする。
水やり毎日たっぷり与える。
その他手で触って固くしまっていたら収穫する。



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