【水耕栽培】セルトレイの水耕栽培でレタス、カラシナ、コマツナ、ミズナを育てる



セルトレイを使った水耕栽培に挑戦してみた。
空芯菜の水耕栽培で使っているファイルボックス型もなかなか良いが、苗をたくさん育てるには少し不便である。
卵の容器でタネまきをして苗を育て、そこから移植するのにいきなりファイルボックス型だと根が伸びてないので水切しやすい問題もある。

そこでセルトレイ使ってそのまま水耕栽培してみたら良さそうだと思った。
セルトレイ水耕栽培は既に書籍などでも紹介されているアイデアだが、自分なりに工夫を加えられたのでぜひ参考にして欲しい。





レタス、カラシナ、コマツナ、ミズナの特徴


レタス

項目内容
学名Lactuca sativa
分類キク科アキノノゲシ属
原産地西アジア、地中海沿岸
英名lettuce
来歴10世紀頃に中国から導入。
栄養カロテン、ビタミンE、ミネラル
保存法外葉を捨てずにポリ袋に入れて冷蔵保存。
料理サラダ、レタス包み、酢みそあえ、炒め物
タネまき3月上旬〜4月下旬、8月中旬〜9月下旬
収穫日数約60日〜70日
肥料肥料は切らさないように定期的に。
栽培発芽に光が必要。
水やり水は切れないように十分に。ただし冬は過湿だと病気になりやすいので適正に。
その他内側の葉が巻き始めたら収穫時期、外側の葉をかき取って収穫する。


カラシナ

項目内容
学名Brassica juncea
分類アブラナ科アブラナ属
原産地中央アジア
英名leaf mustard
来歴中国から渡来し、10世紀には栽培されている。
栄養葉酸、カルシウム、カロテン、ビタミンC、カリウム
保存法
料理
タネまき
収穫
肥料
水やり
その他


コマツナ (小松菜)

項目内容
学名Brassica rapa var.
分類アブラナ科アブラナ属
原産地中国
英名komatsuna
来歴先祖はかぶの一種の茎立菜。江戸の西部、葛西や小松川あたりで栽培されていた地方品種が小松菜。
栄養ビタミン、ミネラル、β-カロテン
保存法さっとゆでて、しっかり水けをきって冷凍保存も可能。
料理浅漬け、おひたし、雑煮
タネまき一年中栽培できる。
収穫約30日。草丈20〜25cmが収穫適期。
肥料春から秋は元肥のみ、寒くて成長に時間がかかる冬は追肥が必要。
水やり基本は一日一回。夏場は夕方土が乾いていたら一日二回やる。
その他


ミズナ (水菜、京菜)

項目内容
学名Brassica rapa var. nipposinica
分類アブラナ科アブラナ属
原産地日本
英名mizuna
来歴京都原産で、古くから栽培されていた京野菜。
栄養鉄、カルシウム、ビタミンC、ポリフェノール
保存法
料理サラダ、鍋、漬物、煮物、水菜のあぶちり
タネまき5月中旬〜6月上旬、8月末〜9月上旬
収穫45〜60日。草丈25〜30cmになたら間引き収穫。
肥料元肥と追肥2回
水やり毎日十分に水やり。
その他

0日目タネまき (8/19)


ホームセンターで手に入れたレタス、カラシナ、コマツナ、ミズナのタネ。





卵のパックにバーミキュライトを入れてタネをまいた。





2日目発芽 (8/21)


タネまきから二日ほどで発芽。





ハイポネックスを1000倍に薄めた液肥で水やりをする。






日光に当てる。




台所の電球を利用して夜も光を当て続ける。



3日目植物照明ボックス (8/22)


毎回卵パック苗を台所へ移動してLEDライトを当て続けるのは大変なので、育苗のLEDボックスを作ることにした。

まずは手ごろなサイズのフタ付きボックスを購入。


電球はダイソーで買った60W形のLEDライトで、消費電力は8.5W。


電球とソケットの間にフタを挟んで固定するので、適当な大きさの穴を開けた。


このように挟んで固定する。


ボックス内の光が漏れないように、アルミ箔を貼って反射させる。


いい感じに明るい。フタを閉めた状態で700Luxくらいの照度だ。


電球の白いカプセルを外した方が照度が強くなると思ったので、取り払ってみた。


見るからに光が強くなった。


照度を測定すると900Luxは出ているので、1.3倍の照度アップに成功したことになる。


延長コードを取り付けて完成。植物照明ボックスとでも呼ぼうか。


夜の間は、この植物照明ボックスの中で成長を促していく。



5日目(8/24)


植物照明ボックスのおかげで、いい感じに成長しているようだ。日当たりの悪いベランダでの日照不足を補ってくれている。


ただし、ホウレンソウだけ発芽しなかった。何か注意すべきことを見落としているのか。


8日目セルトレイ水耕栽培装置 (8/27)


350型のプランターとセルトレイを使って水耕栽培装置をつくる。



このセルトレイを半分に切るとちょうどプランターに収まる。


プランターの底は穴が開いているので塞ぐ。



シリコンシーラントを流し込み、適当なプラ板を貼り付ける。



セルトレイが落ちないように、針金を通す。


ここで、ひらめいてしまった。黒いポリ袋に水を入れたらどうだろうかと。
こうすれば、プランターの穴を塞ぐ必要もなさそうだ。


バーミキュライトが落ちないように、セルトレイの底に鉢底網を敷く。


卵パックで育ててきた苗。だいぶ成長した。セルトレイに移植していく。


バーミキュライトを入れる。


プランターに液肥を注いで定植完了。


セルトレイの底に着くまで液肥を入れた。


セルトレイ水耕栽培装置をもう一つ作って、残りの苗もそのうちそちらに定植させよう。



9日目2つ目の水耕栽培装置 (8/28)


セルトレイ水耕栽培装置をもう一つ作って、昨日の残りの苗を移植していく。


後に入れるポリ袋が破れなければ良いので、プランターの底穴はビニールテープのみで塞ぐことにした。





バーミキュライトを入れ、卵パックの苗を移植する。



3リットルの液肥を入れると、ちょうどセルトレイの底が浸かる。




10日目 (8/29)






12日目 (8/31)






14日目 (9/2)


そろそろ間引きしようと思いながら、だいぶ育ててしまった。




20日目ベランダの手すりへ移動 (9/8)


もはや間引きをせず、このまま密植栽培してみようか。


これをみると、密植するとお互い競争し合って、初期成長が早くなるというのは本当かもしれない。

ベランダに育てる野菜が増え、水耕栽培プランターの配置に困っていた。
棚を作ろうかと悩んでいるうちに、閃いた💡

S字フックを使って、ベランダの手すりにひっかけることにした。
九州上陸の台風10号で関東でも大雨が降ったり、強風だったりしたが、なんとか耐えてくれた。
キッチンからも見えるのでなかなか良いポジションに設置できた。





23日目 (9/11)






27日目 (9/15)






今後の予定


野菜の成長があれば追記していく予定。



参考


大判 プランター菜園コツのコツ: 上岡流 写真図解でわかる逸品づくり
ベランダ寄せ植え菜園: 自然の力を借りるから失敗しない
もっとおいしく、もっと知りたい やさい
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