ベランダでオクラの栽培をはじめてみた【東京ベランダ菜園】

ベランダ菜園、オクラの栽培をはじめてみた
ベランダ菜園、オクラの栽培をはじめてみた

2020年6月頃からベランダでオクラをはじめ、いろいろな野菜を菜園している。場所は都内の建物の2階で、ベランダの環境は直射日光が1〜2時間程度しか当たらない日当たりの悪さである。それでも野菜が育っていく姿をみると、生命力のたくましさに驚かされる。

書籍やネットを駆使して、菜園に関する知識を手に入れている。また、思いついた方法を試しながら、自分の環境にあった育て方を模索しているところだ。菜園歴がほぼない初心者なので間違いもあるかもしれないが、次回の菜園に役立てるためにも、失敗を含め記録を残した。

6月中旬 タネまき

6月中旬にアタリヤ農園のオクラのタネをフェルトプランターにまいた。同じプランター内にはスナップエンドウも植えてある。

オクラの種
オクラの種

プランターはフェルトのものを、土は普通の培養土を使った。どちらもAmazonで購入したものだ。

6月29日

なんとなく藁を土の表面に敷き詰めてみた。マルチングと呼ぶらしい。

オクラのプランターにマルチング藁
オクラのプランターにマルチング藁

土から発生するキノコバエ対策と、土を明るくすることで反射光を利用できそうだと思ったからだ。

しかし藁をかぶせると土が乾きにくくなるため、この梅雨のなかではよくないのかもしれないがどうなんだろう。

7月24日 追肥

そろそろ支柱を立てないといけないくらい、オクラが育ってきた。

ちなみに日当たりの悪いベランダの日照不足を少しでも補うために、壁などにアルミシートを貼って光を反射させている。テスターでLuxを測定すると1.5倍くらい光が強くなっているようなので、けっこう効果はあるのかもしれない。

オクラ栽培、追肥
オクラ栽培、追肥

またこの日、追肥をおこなった。

8月2日 オクラにつぶつぶ

卵みたいな粒々をまた発見。以前にもあって、何かの虫の卵に違いと思いすぐさま取り除いた覚えがある。

一体なんの卵だろうと思い調べてみると、どうもオクラが吐き出したもののようだ。

虫の卵ではないらしい。

オクラについているツブツブ
オクラについているツブツブ

オクラについているツブツブ拡大
オクラについているツブツブ拡大

正体はムチンと呼ばれるタンパク質らしい。このまま放置していて問題ないようだ。

ムチンに関して、動物からの粘質物一般を言うようで、オクラなどの植物のネバネバは正確にはムチンではなようです。

参考:

8月3日 オクラに卵

これちらはカメムシの卵。先日のつぶつぶよりだいぶ大粒である。

オクラの葉に産み付けられたカメムシの卵
オクラの葉に産み付けられたカメムシの卵

朝方オクラの葉の裏に卵を抱えた大きなカメムシがいたので間違いない。

ハッカ油をエタノールにとかした自作の虫除けスプレーをかけたら、なんとか逃げていった。

卵を孵化させて幼虫を観察してみたい気もするが、オクラに余裕がないので取り払うことにした。

8月6日

大きく広がるオクラの葉
大きく広がるオクラの葉

オクラの蕾
オクラの蕾

8月7日 花が咲く

オクラの花が咲きはじめた。なかなか可愛らしい花だ。

オクラの開花
オクラの開花

15時前にはしぼんでしまって、満開は見れなかった。

オクラのしぼんだ花
オクラのしぼんだ花

8月8日 小さな実

花のあとには小さな実がなっていた。

オクラの若い実
オクラの若い実

オクラは花が咲いてから5日〜10日で収穫できるようだ。

8月にきてオクラの葉も急成長してきている。

オクラの様子
オクラの様子

8月10日 2つ目の花、追肥、テントウムシ

2つ目の花が咲いた。今度はオクラの花の満開をみることができた。

オクラの花
オクラの花

確かにハイビスカスに似ている。

最初の実がいつのまにか大きくなっている。収穫時期を見逃さないようにしなければ。

オクラの実
オクラの実

オクラは肥料食いの野菜らしいので定期的に肥料をやった方が良いようだ。最近は成長がはやいようなので、この日追肥をおこなった。

使った肥料は朝日工業の有機化成肥料。

ところでオクラの葉にテントウムシ発見。

テントウムシなんて菜園するまで興味がなかったが、アブラムシなどの天敵から野菜を守ってくれることを知ってからは見方が180度変わった!

オクラについたテントウムシ
オクラについたテントウムシ

ところがトマトも育てているけれど、菜園してからアブラムシは目視で確認したことがない。アブラムシもみなければテントウムシなんて今まで見なかった。

先ほどのテントウムシがいつの間にかオクラの蕾の方に移動してる。見方の益虫かどうか不安になってきた。ググってみても似たような模様のテントウムシは何匹かいるので様子をみるしかない。

オクラについたテントウムシ
オクラについたテントウムシ

敵か見方か、君の名はいったい!?

8月11日 初収穫

オクラは8cm前後の柔らかいうちに摘み取るのが良いらしいので、7cmと少し小ぶりではあるが収穫することにした。オクラを育ててからこれが初収穫。(恥ずかしながらオクラを育てるまでは、実が縦になるとは知らなかった😅)

オクラの実
オクラの実

この日は他にも、ミニトマト、スナップエンドウ、空芯菜、ルッコラ、大葉と野菜を収穫することができた。

収穫した空芯菜とミニトマト
収穫した空芯菜とミニトマト

野菜は栄養のつまった朝方に収穫するようにしている。

とれたて野菜は少量でもゆたかな気持ちにさせてくれる。

8月12日 斑点、カメムシ孵化

以前から気になっていたが、写真のようにオクラの下葉に茶色い斑点があらわれて葉が黄色くなり落ちてしまう。

オクラの葉、茶色い斑点
オクラの葉、茶色い斑点

何かの病気だろうかと調べてみるも、いまいちこれといったものが見つからない。葉が古くなると自然に落ちていくものなのか。

そしてなんと、大量のカメムシを発見。

オクラの葉の裏に隠れるカメムシ達
オクラの葉の裏に隠れるカメムシ達

まさか先日の卵を見逃していたのだろうか。こんな大きくなるまでまったく気づかなかった。

8個の卵から全部孵化したようである。

オクラの葉裏で孵化したカメムシの卵の殻
オクラの葉裏で孵化したカメムシの卵の殻

見つけてしまった以上、残念だがそのまま野放しにするわけにはいかない。

カメムシの除去方法は次のように行った。

棒の先に粘着テープを巻き付け捕獲。粘着テープごとビニール袋にいれ、足で踏み潰す。

よく見ると昨日の写真に写っていた。

オクラの様子
オクラの様子

オクラの葉裏にカメムシ
オクラの葉裏にカメムシ

オクラの葉裏にカメムシ拡大
オクラの葉裏にカメムシ拡大

これからは葉の裏側の死角になっているところをよく確認するようにしよう。

8月13日

オクラの蕾
オクラの蕾

オクラの花
オクラの花

8月15日 2つ目の収穫

オクラ2つめの収穫。この日は同じアオイ科のモロヘイヤも収穫できた。ネバネバ料理で夏バテ防止。

オクラの実
オクラの実

8月19日 花をキレイに撮れた

オクラは開花後すぐしぼんでしまうので写真を撮るタイミングが難しいが、今回はキレイに撮れた。

オクラの花
オクラの花

これで5つ目の花となる。

日当たりの悪さと、ベランダの限られたスペースの中でも堅実に実をつけて育っていく姿をみると、オクラの生命力の強さに敬服する。

8月22日 湾曲

ぐにゅーんって曲がったり。

曲がったオクラの実
曲がったオクラの実

8月23日 満開

バッチリ満開!

オクラの花
オクラの花

8月27日 まだいる!

まだまだ開花は止まらない!

オクラの花
オクラの花

午後になり、花がしぼんでいく横で実がまっすぐに急成長。

オクラの実と花
オクラの実と花

そしてまだいる!

オクラに住み着くテントウムシ
オクラに住み着くテントウムシ

オクラに住み着くテントウムシ
オクラに住み着くテントウムシ

オクラに住み着くテントウムシ
オクラに住み着くテントウムシ

いや、8月10日に確認した奴と同じ虫とは言い切れない。

オクラに悪さはしていないようなので、テントウムシであろう。

なので放っておく。

8月28日 まっすぐな実

現在のオクラの背丈は約70cmほど。茎の太さは1.5cmとちょうど人差し指くらいの太さがある。

日当たりの良い場所であれば、もっと大きくなったに違いない。

今日はキレイに真っ直ぐな実が取れた。

オクラの実、真っすぐで大きい
オクラの実、真っすぐで大きい

1つだけなので味噌汁に入れて食べた。

オクラの味噌汁
オクラの味噌汁

8月29日 小さな実と花

花が萎んでは、実がなり、また花が咲く。

なかなか小ぶりで愛らしい。

オクラの花
オクラの花

オクラの実と花
オクラの実と花

オクラは沖縄で育てられてきたぐらい南国のイメージだが、こんな日当たりの悪いベランダでよく育つものだ。年々東京の気温が、南国のようになってきているのかも。

9月1日

先日の小さな実がグンと伸びる。

オクラの実と花
オクラの実と花

そしてまた花が咲く。

オクラの花
オクラの花

9月8日 追肥

やさいのスケジュール管理ができてなく、前回の追肥から一ヶ月ほど経ってしまった。

20gの化成肥料を行った。

収穫は3、4日置きにひとつといったところだ。

他の野菜に比べて、オクラやトマトはベランダを占有するほど育っている。

ベランダを占めるオクラのプランター
ベランダを占めるオクラのプランター

9月20日 側枝から開花

秋になり、だいぶ涼しくなってきたがまだまだ実がなってくれるオクラ。

オクラの実
オクラの実

主茎とは違う側枝からも開花をはじめた。

オクラの側枝からも開花
オクラの側枝からも開花

オクラは寒さには弱いようなので、そろそろ終わりは近づいている。

10月3日 アブラムシ大量発生!

最初に発見したのは9月26日だ。葉っぱの裏に黒いつぶつぶがいっぱいついていた。テープで取るも、動く様子がないので何かのタネかななどと呑気に構えていた。

その後、若葉や蕾の周辺に黒いつぶつぶが広がっていった。

オクラの葉裏にアブラムシが発生
オクラの葉裏にアブラムシが発生

拡大レンズで観察するとどう見ても虫だ。どうやらアブラムシかと思われる。

オクラのアブラムシの拡大
オクラのアブラムシの拡大

トマトのサビダニに比べれば、目視できる大きさなのでだいぶ対処のしようがあるが、このアブラムシ、葉水に強くてなかなか落ちない。粘着テープでこまめに貼り付けていくしかなさそうだが、蕾や、茎の溝などのテープで貼り付けにくい場所にいることが多いので、すべての虫を取るのはとても難しい。

こんな時あのテントウムシがいてくれたらと思う。

10月6日 追肥、こんなに違うかぁ

現在、オクラの背丈は105cmほど。この日、追肥を行った。

オクラプランターの様子
オクラプランターの様子

いろいろな場所から同時に実が成るようになってきた。タネまきが6月中旬と遅めだったので、もっと早く前に撒けば、夏の良い時期に多収できたかもしれない。

オクラの実
オクラの実

アブラムシは蕾の周りが大好きなようだ。たくさん栄養が集まっているようだ。

オクラの蕾に群がるアブラムシ
オクラの蕾に群がるアブラムシ

アブラムシは非常にもろいため、撫でるだけで駆除できる。

いままでテープで貼り付けてアブラムシを駆除していたが、やめることにした。

単純に使い捨て手袋を装着して、葉っぱを撫でるようにアブラムシを潰したほうが効率的だ。

ところで散歩中にレンタル畑があり、そこでオクラの姿を見ることができた。

レンタル畑で大きく育つオクラの様子
レンタル畑で大きく育つオクラの様子

背丈が2mほどもあり、お手本みたいな育ち方。露地栽培と日当たりの良さもあるが、ベランダプランター栽培とこんなに違うのかと思った。

下の葉を摘葉していたりと、細かい部分が育て方の参考になった。だいぶ涼しくなったが、オクラはまだまだ実がなってくれる様子。

10月16日 収穫

一度に2、3個のオクラを収穫できるようになってきた。

一度に2、3個はオクラの実がつく
一度に2、3個はオクラの実がつく

気温はだいぶ低くなってきているのに、実が成っていく勢いは止まっていない。

アブラムシはだいぶおとなしくしくなった。

11月17日 オクラの栽培終了

その後いくつかオクラの実を収穫したが、もはやここまでといった感じ。

枯れ始めたオクラ
枯れ始めたオクラ

寒くなるにつれどんどん葉が枯れていき、実も成長しなくなった。

よって本日、オクラの栽培を終了することにした。

オクラは葉が大きく幅を取られるので、狭いベランダだとちょっと育てにくい。

とはいえ病害虫にやられにくかったので初心者むきの野菜といえよう。

また機会があれば育ててみたいと思う。

オクラ、お疲れ様!

オクラの特徴

オクラ
オクラ

項目内容
別名陸蓮根(おかれんこん)、アメリカネリ
学名Abelmoschus esculentus
分類アオイ科トロロアオイ属
原産地北東アフリカ
英名okra
来歴明治初期で伝わり、全国的に普及したのは近年。
栄養食物繊維のペクチン。
保存法かために塩ゆでし、冷凍保存
料理おひたし、ぬか漬け、味噌漬け
タネまき4月から5月
収穫日数7月から10月にかけて、花が咲いてから5〜10日ほどで収穫する。8cm前後の若く柔らかいうちに収穫。
肥料肥料食の野菜のため定期的に追肥する。
水やり夏場は1日2回
その他暑さが大好きだが、寒さには弱い。日当たりを好む。土の乾燥しすぎに注意。
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