長期保存・大量消費!カボチャの作り方
スーパーでカボチャ丸ごと1つ安かったので買ってみました。一人暮らしで使い切れるか不安でしたが、保存食にしたりしていろいろ工夫し、カボチャを使い切ることができました。あくまでもカボチャ料理のひとつの例ですが参考になさってみてください。
カボチャの煮ものの作り方
- カボチャの種、ワタをスプーンで取り除く
- 食べやすい大きさにカットする
- カボチャの内側を下向きにして、鍋に並べる
- 水がひたひたになるまで注ぎ、醤油、みりん、酒、砂糖大さじ1ずつ入れる
- 落し蓋をしてカボチャが柔らかくなるまで中火で煮る(20分程度)
カボチャの煮もので煮崩れさせないコツは、ワタ側(皮と反対側)を下にして煮ることです。こうすることで、煮崩れしやすい皮がきれいに付いたまま仕上がります。
カボチャを2/5個ほど使って煮ものにしました。作ってから冷蔵保存で4日ほどで消費し、おいしく食べられました。
種は後ほど紹介するパンプキンシードとして栄養価の高いナッツになります。ワタもスープなどに入れれば無駄にならず食べられます。
カボチャの干し物(乾物)の作り方
- カボチャを薄くスライスし、風通しの良いところで2〜3日干す
- 乾燥剤とともにジップロックへ入れ冷蔵保存
パンプキンシード(カボチャの種)の作り方
- カボチャの種をよく洗い、ワタを取り除く
- 風通しの良いところで2日ほど干す
- 清潔な爪切りで殻を破り、種の実を取り出す
- フライパンで軽く炒る
カボチャの種をフライパンで炒るときは、ポップコーンのように弾ける種もありますのでフタをしながら炒ると良いと思います。炒るときに油をひかなくても大丈夫です。パンプキンシードは炒らなくても食べられますが、炒ると香ばしくてとても美味しいです。
カボチャの種にはたくさん栄養が含まれています。リノール酸、α-リノレン酸などの不飽和脂肪酸をはじめ、ビタミンE、B1、B2、ナイアシン、亜鉛、鉄分、マグネシウムなどなど。お酒のおつまみにも良いですし、カボチャサラダなどにも入れても美味しかったです。少し手間ではありますが、とても贅沢な気持ちになれますのでぜひ皆さんも試してみてください。
カボチャペーストの作り方
- カボチャの皮を剥き、適当な大きさにカットする(カボチャ約1/2個)
- カボチャが柔らかくなるまで煮る
- バター20gを加え、マッシャーなどでカボチャを潰す
- サラダにしたり、ジップロックに冷凍保存しスープにして使える
煮汁はカボチャの栄養が溶け出しているので、捨てるのはもったいないです。玉ねぎを入れてスープにして美味しくいただきます。カボチャの出汁は豊かですので、コンソメなどは入れずに塩コショウだけでも十分おいしいです。
カボチャペーストをジップロックに詰めて冷凍保存するときは、小分けにできるよう切り込みを入れておくと便利です。
カボチャサラダの作り方
- カボチャペーストに、マヨネーズ、牛乳を適量入れまぜる
- 塩コショウで味を整え、炒ったパンプキンシードを混ぜ入れて完成
カボチャサラダは、干しぶどうとアーモンドを入れるのが定番でしたが、炒ったパンプキンシードを入れたらとても美味しかったです!
カボチャスープの作り方
- 玉ねぎスライスを鍋に入れ、オリーブオイルで炒める
- 冷凍したカボチャペーストを❶に入れ水100ml、牛乳100mlを鍋に加え温める
- スープがドロッとしたら塩コショウで味を整えて完成
お好みで生クリームやパセリなどを散らしても良いです。