Macbookにスマホホルダーをマウントできるマウンターを3Dプリンタで作ってみた
Macbookにスマホホルダーをマウントできるマウンターを3Dプリンタで作ってみました。2022年モデルのM2チップ搭載のMacbook Airを対象に設計しましたが、マウンターは緩めに作ってますので他のノートPCでもご活用になれると思います。ぜひご参考になさってみてください。
スマホマンター for Macbook
こちらがMacbookにスマホをマウントできる部品たちです。
キャンドゥのスマホホルダーを利用して、1/4インチネジでマウンターとスマホホルダーを合体させています。1/4インチネジは、ホームセンターやAmazonで購入できます。
1/4インチネジはカメラの備品でよく使われる規格ですので、キャンドゥのスマホだけでなく、雲台やマグネットホルダー、GoProなどのガジェットもMacbookへマウントできるようになります。
マウンターの滑り止めはなんと、自己融着テープを利用しました。自己融着テープはゴム素材のテープで、接着剤の必要がなく定着できます。そのままですとゆるゆるで固定できませんので、2周巻いてちょうど良い感じにモニターに挟まる厚さになりました。
印刷用のSTLファイルは、こちらのThingiverseから無料ダウンロードいただけます。ぜひご活用ください。
改良版ミニ
その後、さらに無駄を省き、小型化に成功しました!
こちらのモデルもThingiverseからダウンロードいただけます。
改良版マグネットタイプ
マグネット版も制作しました。ダイソーで200円で手に入るマグネットスマホホルダーを利用しています。分解して、接着剤で固定しました。
こちらのモデルもThingiverseからダウンロードいただけます。
ただし、マグネットの磁力がそれほど強くなかったり、前方へ出っぱってしまう設計なので改良の余地があります。
印刷時の設定
PLAフィラメントで印刷しました。Raftをオンにし、ベッドにスティックノリを塗って定着させた方が失敗が少ないと思います。サポートもオンにします。オブジェクトの配置方向は写真をご参考になさってください。
こちらの動画のように、アプリ開発の実機テストにとても便利です!これで膝の上でもアプリ開発ができるようになりました(笑)
短いType-C〜Lightning変換ケーブルの制作
MackBookにiPhoneをマウントできてアプリ開発しやすくなりましたが、ケーブルだけが無駄に長くて邪魔でした。そこで、Type-C〜Lightningケーブルを短くカットしはんだ付けして加工してみました。GNDや赤い電源の線は同じ色になっていてショートしてましたのでまとめることができました。5本ほどの線をはんだ付けし、自己融着テープで絶縁、熱収縮チューブでまとめて完成です。少しもっこりしてしまいましが、充電、データ転送ともに問題なく使用できました。
▼ 電子工作をやられている方でないとこのように改造するのはなかなか大変だと思います。製品性のケーブルも販売されてましたのでご参考になさってみてください。
私はCrealityのEnder3 V2を愛用しています。Ender3はシンプルな構成ゆえに、とても低価格で購入できます。とりあえず最小限の構成で3Dプリントを始めてみて、使っていくうちに必要なものをアップグレードしていく感じで改造を楽しめます^^
Ender3 V2のアップグレード部品として、現在はこれらの備品を備えています。