【3Dプリンター作品】お米50gをぴったし量れる計量カップ「壽 - Kotobuki」
この記事では、私が制作した3Dプリンタ作品のひとつをご紹介いたします。
お米50gをぴったし量れる枡のような形の計量カップを作ってみました。その名も「壽 - Kotobuki」です。笑
概要
モデリングソフトはFusion360を使用しました。文字の押し出し方はこちらの記事をご覧ください。
お米の重さを体積に直す計算
単純な四角形なのでモデリング自体は簡単ですが、お米50gを体積ccへ変換するのに少し悩みました。お米1合150gが180ccとされていますので、比例式で計算して、お米100gで120ccの体積になります。
$$ 150g : 180cc = 100g : 120cc $$
タッパに入るコンパクトさ!
ところで、お米1合は1人分ですと少し量が多いので、いつもは100gを計量して炊いています。ですから、最初は100gの計量カップを作ろうと思いました。
しかし、1合(150g)を測定することもあるだろうと思い、そしてお米を収納しているタッパにも収まるほどのサイズが良いことを考え、50gの計量カップを作ることになりました。
高さ32mmの幅、奥行きともに48mmの小型なかわいいサイズです。この小ささなら、キャンプにも良いかもしれません。
100gも1合も量れる!
実際に印刷してみましたが、結果は大成功でした。写真のように、すりきり一杯でちょうど50gのお米を量ることができました。100gでしたら2カップ、1合でしたら3カップです。簡単ですね!
STLファイルのダウンロード
▼ この作品はThingiverseへCCライセンスで公開してますのでご自由にお使いください。
印刷の設定
CrealityのEnder3 V2を使って印刷しました。
印刷の設定は次のとおりです。文字の部分も、サポート無しでキレイに掘り出せました。
設定項目 | 値 |
---|---|
ラフト | どちらでも |
インフィル | 20% |
サポート | 無し |
フィラメント | PLA |
ノズル温度 | 200℃ |
プレート温度 | 60℃ |
印刷速度 | 50mm/s |
フィラメントはこちらのTINMORRYのPLAフィラメントを使用しました。Amazonの中では低価格なフィラメントでして、送られてきたフィラメントの状態も良く、キレイに印刷できました。
私はCrealityのEnder3 V2を愛用しています。Ender3はシンプルな構成ゆえに、とても低価格で購入できます。とりあえず最小限の構成で3Dプリントを始めてみて、使っていくうちに必要なものをアップグレードしていく感じで改造を楽しめます^^
Ender3 V2のアップグレード部品として、現在はこれらの備品を備えています。