【3Dプリンター作品】100均のブラシ付きノズルをマキタの掃除機に装着できるホルダー
この記事では、私が制作した3Dプリンター作品のひとつをご紹介いたします。今回は「100均のブラシ付きノズルをマキタの掃除機に装着できるホルダー」です。いわゆる掃除機の「アタッチメントホルダー」ってやつですね。
なお、記事で制作したSTLファイルは、Thingiverseで無料公開していますので、ご活用なさってみてください。
概要
私はマキタのコードレス掃除機を愛用しています。どこかの○イソンのように、高くもなく、すぐに壊れることなく、長年使用できています。
このマキタの掃除機は、フィルターも洗えるのでオススメです。
ブラシがない
ところで、マキタの掃除機にはアタッチメントにブラシが無かったので、ダイソーで掃除機用のノズル&ブラシアタッチメントを購入してみました。ホースの穴のサイズもフレキシブルに対応しているので、問題なくマキタの掃除機につけることができ便利になりました。
▼ マキタからも本格的なブラシが販売されているようですので、ご参考になさってみてください。
アタッチメントホルダーの制作
ところで、アタッチメント自体のホルダーがありません。そのため、いつもアタッチメントを探す手間がかかっていました。そこで今回、掃除機用のアタッチメントホルダーを3Dプリンターでつくってみました。
コンセプト
コンセプトは次の通り。
いつもあなたのそばにいます
最近、Thingiverseへアップロードするため、つくった3D作品のイメージ図を制作していますが、3Dモデリング以上にこの作業が楽しいですね(笑)
寸法
ホルダーはFusion360でモデリングしました。
マキタのホースの外形が32.5mmでしたので、少し小さめの30mm直径のコの字型にしました。良い感じでホースを挟んで固定されます。
また、アタッチメントの径は2段あり、約33mmと34mmになっております。直径33mmにしましたが、34mmでも良かったかもしれません。
ノギスとFusion360があれば、このように簡単なモノであれば数分で設計できてしまいます(ホント、便利な世の中ですよね)。
印刷設定
私は、Crealityの「Ender3 V2」3Dプリンターを使って印刷しています。2〜3万円で買える低価格帯のプリンターですが、モノはしっかりしています。必要最小限の構成ですので、自分で好きな部分をアップグレードしていく楽しみがあります。Ender3の利用者は多いので、トラブルや困ったときにも情報が手に入りやすく、問題解決しやすいなどのメリットがありますね。
設定項目 | 値 |
---|---|
ラフト | どちらでも |
インフィル | 20% |
サポート | 無し |
フィラメント | PLA |
ノズル温度 | 200℃ |
プレート温度 | 60℃ |
印刷速度 | 50mm/s |
この作品に関して、とくに注意すべき印刷設定はありませんが、プラットフォームから造形物が剥がれやすいようでしたら、ラフトを「あり」にしておいたほうが安心かもしれません。こちらの記事もご参考になさってみてください。
フィラメントはこちらのTINMORRYのPLAフィラメントを使用しています。Amazonの中では低価格帯のフィラメントですが、保存状態は良く、安心してお使いになれます。
さいごに
以上で「100均のブラシ付きノズルをマキタの掃除機に装着できるホルダー」のご紹介をおわります。
STLファイルはThingiverseで無料公開中ですので、ぜひご活用なさってみてください。
私はCrealityのEnder3 V2を愛用しています。Ender3はシンプルな構成ゆえに、とても低価格で購入できます。とりあえず最小限の構成で3Dプリントを始めてみて、使っていくうちに必要なものをアップグレードしていく感じで改造を楽しめます^^
Ender3 V2のアップグレード部品として、現在はこれらの備品を備えています。